• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:税効果会計適用のヘッジ会計の処理について)

税効果会計適用のヘッジ会計の処理について

このQ&Aのポイント
  • 税効果会計適用のヘッジ会計の処理について教えてください。
  • 国債売却時の金利スワップの決済および繰延ヘッジ利益の戻し入れに関する仕訳を示してください。
  • 税効果会計におけるヘッジ手段の仕訳について疑問があります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ACEofBASE
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.2

追加のご質問に回答差し上げます。 ご質問 金利スワップの決算時評価に係る繰延税金負債が、金利スワップの決済時に収益へ振り替わることの考え方が分からない。 回答 そもそも論になりますが、繰延ヘッジ損益に係る繰延税金資産/負債は、ヘッジ手段の決済時に損益へ振り替えられることはありません。 (釈迦に念仏ですが、)ここで繰延ヘッジの目的を思い出してください。 デリバティブ(金利スワップなど)などの金融商品は、原則として毎期時価評価することが求められます。したがって、金利スワップも原則としては、期末に時価評価されます(設例では決算時に借方計上される「金利スワップ」は、まさしく時価評価の結果として資産計上された金利スワップの価値ですよね)。 しかし、ヘッジ取引を行っている場合、ヘッジ対象が時価評価されないのにヘッジ手段だけが時価評価されることになると、ヘッジ対象と手段の対応関係がPL上に反映されなくなります。そこで、ヘッジ会計は金融商品の時価会計の特例として、厳格な要件の元にヘッジ手段の損益をヘッジ対象の損益に合わせて計上することとしたものです(ヘッジ手段の損益を、ヘッジ対象の損益が実現するまで繰延るのが繰延ヘッジ処理ですよね)。 設例の場合、国債は「その他有価証券」として、期末に時価評価されますが、評価損益はPLを通らず、直接純資産の部へ計上されます(全部純資産直入法)。とすると、当該国債をヘッジ対象とする金利スワップの評価損益についても、PLを通さずに直接純資産の部に計上されることになります。 このように繰延ヘッジ損益は直接純資産の部へ計上されますが、その評価損益に係る税効果についてもやはりPLを通りません。したがって、PLを通らず計上された繰延税金資産/負債は、決済される際にもやはりPLを通らない(損益に計上されない)のです。 先の設例を元に決済時の仕訳をより詳細に示すと以下のとおりです。 1.金利スワップの決済時 (1)前期末評価損益の戻し (借)繰延税金負債  2,200 (貸)金利スワップ   5,500    繰延ヘッジ損益 3,300 (2)金利スワップの決済 (借)現金預金    7,500 (貸)有価証券売却損益 7,500 (1)の「金利スワップ」は資産科目で、前期末に計上された金利スワップの時価です。(1)の仕訳では貸方に計上され(決済され)て、残高がゼロになります。同じく「繰延税金負債」も「繰延ヘッジ損益」も残高はゼロになります。

その他の回答 (1)

  • ACEofBASE
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.1

ご丁寧な設例ですが、おそらく下記のようになるのではないかと思います。借方と貸方のインデントがうまく調節できず申し訳ないですが、雰囲気で貸借を感じ取ってください。 解答案 1.スワップ契約時 仕訳なし。 2.決算時 (借)有価証券評価差額 3,000 (貸)有価証券 5,000    繰延税金資産   2,000 (借)金利スワップ   5,500 (貸)繰延ヘッジ利益 3,300                  繰延税金負債  2,200 3.国債の売却時(期首には決算仕訳の洗替えはなし) (借)有価証券売却損  7,000 (貸)有価証券    195,000    現金預金    193,000    繰延税金資産   2,000                    有価証券評価差額 3,000 (借)繰延ヘッジ利益  3,000 (貸)金利スワップ   5,500     繰延税金負債   2,200    有価証券売却損  7,500      現金預金     7,500 なお、「有価証券売却損」はネットして500のマイナス残になりますので、PL上は売却益に振替える必要があります。

ganta-desu
質問者

お礼

ACEofBASE様 どうもありがとうございました。 丁寧に説明くださり、自分自身もよくわかりました。 その他有価証券にかかる繰延税金資産については、評価差額の洗替によって期首に消えるため、(とりあえずは)すっきりするのですが、 繰延税金負債はヘッジ手段の決済時まで残っているため、貸方に仕訳されて消えるときの理屈(負債が収益になる)がよく理解できずにいます。 繰延税金負債の性質との関係がよくわかっていないのかと思います。 ご教示よろしくお願いします。