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不動産鑑定士の評価について
自宅を売却しようとするとき、 売主の希望価格があると思います。 不動産鑑定士の評価については固定資産税や相続税の 評価額を鑑定する人ですか? それとも売却価格の適正価格を試算する ことも業務ですか?
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元業者営業です 「不動産鑑定士」 数ある不動産関係の資格の中でも最高峰に位置する資格です。 なので、この業界でも「俺は不動産鑑定士の有資格者だよ」と聞くと、周りが「オォ!」とどよめきます。(笑) が・・・ 結論から申し上げますと、不動産売買の取引において不動産鑑定士の出る幕は殆どありません。 何故なら、不動産売買の取引では売主買主が合意した「契約」による金額が全てであって、周りの何人たりともその金額について異議を唱えることはできないからです。 なので、たとえ不動産鑑定士が「この物件の価格は1000万」と鑑定しても、売主が「2000万じゃなきゃ売らないよ」と言えば、その価格で買主が買うか買わないかだけです。 そこに評価上の「適正云々」は介在しません。あくまで「契約で合意した価格が絶対」なのです。 (民法上の「契約自由の原則」) では、不動産鑑定士が活躍する場は? それは#2さんの回答にあるように「相続絡み」や「路線価等」の「売主・買主の事情等が考慮されない評価」を求める時です。
- Arkhimendes
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不動産鑑定士の業務には、(1)公的機関から依頼される場合と個人 や (2)民間企業から鑑定依頼を受ける場合もあります。 (1)の場合、相続税等による路線価の評価や固定資産評価員の業務、また(2)の場合では売買価格としての鑑定評価も行います。 但し、通常の不動産売買では不動産業者への仲介によって行なわれる事が通常であって、この際の価格査定には報酬が不要ですから、一般的に不動産鑑定士に依頼する事は極限られた例と言えます。
- 0621p
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>それとも売却価格の適正価格を試算する ことも業務ですか? と言われればたしかにそうですが、自宅の売却のためにわざわざ不動産鑑定士に依頼する人はほとんどいませんね。 鑑定の手法はいくつかありますが、売買事例によって評価する場合は鑑定士であっても不動産業者から聞いたりするわけで、そういう意味では不動産屋で査定してもらうのと大差ありません。 また不動産鑑定士の試算した価格だからと言って必ずしもそれで売れるわけでもないし、正解でもありません。普通の家を売る際には説得力にもアピールポイントにもなりません。普段から物件を扱っている不動産屋の相場感覚のほうが確かでしょう。 というよな事で、自宅の売却のためにわざわざ十万単位の金をかけて不動産鑑定士に依頼する人は、まずいないですね。