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物理の問題の回答が理解できませんか?要約して教えてください!
- 大気の温度が一様に0℃、地表の気圧が760mmHgとして、高さ800mの点の気圧を計算せよ。大気の密度は0℃、760mmHgで0.00129g/cm^3、水銀の密度は13.6g/cm^3とする。
- 問題の回答はp(z)=p(0)e^-(z/z(0))で表され、高さ800mの点の気圧はp=688mmHgとなります。
- 式p(z)=8000mが理解できません。
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>p(z)=p(0)e^-(gz/cT) で z(0)=cT/g (1) とおくと、 p(z)=p(0)e^(-z/z0)。 (2) z0の値を求めるため、(1)式に pV = cT (3) を使うと、 z(0)=pV/g。 (4) 今の場合、(3)で c は定数であり T は一定なので、その左辺 pV は一定。よって、地表での値で評価すると(V は単位質量の大気の体積なので) pV = 760[mmHg]×(1[g]/0.00129[g/cm^3])。 (5) ここで 760[mmHg] = 76.0[cm]×13.6[g/cm^3]×g (6) (最後の g はグラムではなく、重力加速度)。(4)、(5)、(6)式より z(0) = {76.0[cm]×13.6[g/cm^3]×g}×(1[g]/0.00129[g/cm^3])/g = 8.01×10^5[cm] (重力加速度 g は打ち消しあって消える) = 8.01×10^3[m] 。 (2)式より、 p(800[m])=p(0)e^{-800[m]/(8.01×10^3[m])} です。
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訂正です。 #1の(5)式で、V の単位に間違いがありました。この問題においては、V は体積そのものではなく単位質量あたりの体積ですから、その単位は[cm^3]ではなく[cm^3/g]です。よって、(5)式は pV = 760[mmHg]×(1/0.00129[g/cm^3]) (5) となるべきです。それに伴い、その数行下の z(0) = ・・・×(1[g]/・・・ の式は z(0) = ・・・×(1/・・・ となります。 #2さんの回答を読んで気付きました。
お礼
丁寧にありがとうございます。
- htms42
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pV=cTという式は気体の状態方程式です。 普通は1molの気体に対してpV=RTという式が使われています。Rは気体定数です。 (高校、大学の物理や化学の分野で出てくるのはこの式ですね。この式をmmHgという圧力単位で使うという事もほとんどありません。この問題の出た分野は物理、化学の分野以外ではないでしょうか。表現が分かりにくくなっています。) PV=RTで考えます。 高さによる圧力変化は気体の密度(粒子数の分布)が高さによって変化するという式を使っています。 p(z)=p(0)e^(-mgz/RT)と言う式が熱力学の教科書には出てきています。 mは1モルの空気の質量ですから指数関数の中身は1モルの気体の位置エネルギーをRTで割ったものになっています。ボルツマン分布でよく出てくる形になっていますから理解しやすいでしょう。(c=R/mです。) z(0)=RT/mg R=8.3[J/(K・mol)] T=273[K] m=29×10^(-3)[kg] g=9.8[m/s^2] で計算するとz(0)が得られます。 (単位のgと重力の加速度のgとを区別するために単位はすべて[ ]の中に入れておきます。) この問題ではz(0)=cT/gを与えられている値から求めるようになっています。 pV=cTという式が「単位質量について」と断られていますからVは単位質量当たりの体積です。 これは密度の逆数になります。 V=(1/0.00129)[cm^3/g] p=76.0×13.6[g/cm^2]×g z(0)=pV/g =76.0×13.6/0.00129[cm] =76.0×13.6/0.129[m] これで8000mが出てきます。 重力の加速度の値が与えられていませんが圧力にmmHgを使う事で式の中から消えるようになっています。
お礼
回答ありがとうございます。きちんと理解できました^^
お礼
詳しくありがとうございます。たすかりました!!