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日本史ノートのまとめ方
私は来年日本史選択予定の高校2年生です。 塾の方で冬休み明けまでに日本史で今までに習った範囲をノートにまとめて見せるように言われています。 歴史の流れをつかむのに大事で、 いずれはしなければならないそうで。 何度か自分でやってみたのですが、 何をどのようにまとめたらいいのかよくわかりません。 日本史ノートをつくるコツや大事な点などはありますか? アドバイスをお願いします。 学校での使用している教材は、 教科書…詳説日本史B(山川出版) 問題集…スタディノート日本史B(数研出版) 資料集…詳説日本史図録(山川出版) です。
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こんにちは。僕も教科書は山川出版のやつを使ってます。 確かに下の方が言うように、日本史は暗記しなければならないこともありますが、それだけではないです。ちゃんと「どうしてこういう現象が起きてしまったのか?」という歴史的背景から導き出せる論理的根拠をしっかりと理解することが一番大切です。 例えば、僕らの日常の生活で見てみると、ある日あなたの乗る電車が二時間も遅れています。そこであなたはこう思うでしょ。「どうしてこんなに時間が遅れてるんだろう?」そして、調べた結果、実はその駅の前の駅で、「脱線事故がおきていたから。」。例としては簡単すぎる話かもしれませんが、すべての行動・現象には必ず「原因」というのがつきます。その論理的「原因」をしっかり学ぶことで、結局用語なども頭から離れにくくなるのです。 では、日本史の勉強にあたるために、これからみんなのよく知っている源頼朝が鎌倉幕府を開くまでの経緯を、簡単な流れを追って説明しましょう。 源頼朝が鎌倉幕府を開いたのは当然「良い国(1192年)作ろう!鎌倉幕府!」ですよね。では、どのような流れで源頼朝は鎌倉幕府を開くことができたのか、それを以下の表を使いながら説明します。 (1)1189年 奥州藤原氏滅亡 ↓ (2)1190年 頼朝 右近衛大将就任 ↓ (3)1192年 後白河法皇 死去 ↓ (4)1192年 頼朝 征夷大将軍就任 一見この四つの流れは何の関係性もなさそうですが、実は綿密に絡み合っています。 まず(1)の奥州藤原氏滅亡は頼朝によって滅ぼされることは知っていると思います。では、「何故?」奥州藤原氏を滅ぼしたのか。その理由はもちろんあります。それは、頼朝の弟である「源義経」をかくまったからです。そのことを知った頼朝は怒って、奥州藤原氏をぶっ潰すのです。 そして奥州藤原氏を滅ぼした頼朝は、関東を制圧し、鎌倉に幕府を開きたいと考えました。そこで、後白河法皇に「ねぇねぇ!僕を征夷大将軍にして!」とお願いするわけです。しかし、後白河法皇は「ダメ!」と言って拒否します。「どうして?」その理由は、頼朝に幕府を開かせたくなかったからです。もし頼朝を征夷大将軍にしてしまうと、そこで幕府を開かれ、関東で好き勝手されてしまうと考えたからです。朝廷側からしたら、そんなに嫌なことはありません。だから、その代わりに後白河法皇は頼朝に「征夷大将軍はダメだけど、その代わりもっと位の良い"右近衛大将”にならせてあげる!」と言ったのです。それが(2)です。右近衛対象というのは文字から連想しましょう。「右」の「近くで」「衛る」兵隊の「大将」です。誰の?もちろん、「天皇」のですよね。そうやって自分の近くに置いといて、頼朝の動きを牽制しようと考えたわけです。 後白河法皇が生きている間、頼朝は征夷大将軍になれません。幕府を早く開きたいのに~!と思っていました。ところが、その二年後、なんと後白河法皇が死去しました。それが(3)です。ということは、頼朝が征夷大将軍になることを邪魔する連中が一人もいなくなるというわけです。そして頼朝は、誰にも邪魔されることなく征夷大将軍となり、鎌倉に幕府を開くことができたのです。(4)となります。 このように、鎌倉幕府ができました。当然、日本史Bではこれよりもさらに(例えば役職名など)深いところへと入っていきます。ですが、流れというのはこんな感じでしょう。これはある先生が僕に教えてくれたことで、このように「何故?」「どうして?」をちゃんと理解することで、この一連の流れが今でもしっかり頭に残りました。 日本史の流れをノートにまとめるならこんな感じでやってみてはどうでしょう?役職名など一切省いて、基本のことだけ理解することで後々ものすごく楽になりますよ。
- Yodo-gawa
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模範解答なんてありません。作成者自身にとってわかりやすければ、どんな形でもいい。 受験の歴史は、結局、暗記ですからな。人物中心で行くか、文化中心で行くか、 好きにしましょう。自分も小学校の時に同じ事をしました。それで、受験の為の政治史に 興味が無くなったんですがねw
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせていただきます。