- ベストアンサー
高周波焼入れ
金属を焼入れすると どのような利点があるのですか? ギアの加工の過程で、金属を焼入れしているようです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
焼き入れ。 一般には、何種類かありますが、 一般的には、高周波焼き入れが多いようです。 焼き入れだけではダメ、その後の冷却方法に多彩な方法が有ります。 「冷却水」で冷やす。 「冷風」で冷やす。 「温水」で冷やす。 一気に冷却する。 ある程度時間をかけて冷却する。 等々。 目的は、表面硬化。 表面からどれだけの深さまで硬化させるか。 更に、炭素焼き入れ等もあります。 鋼材に炭素分を入れて硬化させる(硬度が上がる) 以上参考になれば。
その他の回答 (1)
- tance
- ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.2
焼き入れ、焼き戻し、焼きなまし、それぞれ違うので混同しないようにしてくださいね。 焼き入れは硬くする熱処理のことです。 炭素の混じった鉄をある温度にすると結晶構造が変化します。温度を元に戻すと 結晶構造も元に戻ります。ただ、結晶構造が戻るのに時間が必要なので、 その時間余裕を与えずに、急冷すると結晶構造が変わりきらないうちに固まって しまうので結晶内に歪みが残ります。この歪みが、硬くなる元なのです。 ゆっくり冷やすとその逆で、内部歪みがなくなり切削しても寸法歪みが出ないなどの 別のメリットがあります。