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エウロパに生命は
お聞きしたいことがあります。木星の衛星にエウロパというのがあるようです。この星は、表面が氷で覆われており 内部は海になっている可能性が強いということです。ということは当然ながら生命体の発生する可能性があるわけです。皆様は、もしこの星に生命体がいたとしたら、どのようなものを想像しますか。海の中を自由に泳ぎまわる魚のようなものが、いると思いますか
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行ってみなけりゃわかりませんが… エウロパの位置で、得られるエネルギーを考えなければいけません。 太陽からの距離は地球の約5.2倍。ということは日光のエネルギーは約27分の1。 しかも氷に覆われているので反射率が高い。 氷の下の海に届く太陽エネルギーは、地球の100分の1以下でしょう。 あと、木星からの潮汐力エネルギーがありますが、 これだってそう潤沢にはないでしょう。 生命体は、与えられたエネルギーからやりくりしなければいけませんが、 エウロパの場合、エネルギーの総量があまりにも少ない。 活発な生命体はエネルギーをたちまち使い尽くして、 淘汰されてしまうことが予想されます。 いろいろ考えると、バクテリアとか藻類以上のものは考えにくいように思います。 (ユメがない結論ですが)
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- ruehas
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こんにちは。 エウロパ生命探査の計画が提案されたとき、探査するのはいいが、そこには「アメリカ野郎は返れ!」と書いたプラカードを掲げた知的生命体に阻止される可能性がある、と発言したのは、「2010年宇宙への旅」の原作者アーサー・C・クラークです。 最近の観測によって得られたデーターを基に、科学者達がエウロパに生命存在の可能性を主張するのは下記のような理由からです。 エウロパの表面は氷で被われています。イオでは早くから木星重力の影響による火山活動が観測されていますから、エウロパでも地熱が発生するならば氷の下には水のある可能性は極めて濃厚です。地球でもこのような海底火山、いわゆる「熱噴出孔」の周りには、そこから得られるエネルギーを使い、深海でも太陽光に全く依存しない生態系が発見されていて、今では広く知られています。そこには好熱性細菌などの微生物を始め、カニやエビ、ハオリムシなどの生物が僅かなエネルギーを頼りに局地的な生態系を成しています。 このように、極寒で太陽光に乏しく、木星から多量の放射線を受けるという過酷な星でありながら、氷の下には生態系を育むことのできる地球と同様の環境があるかも知れないというのが主張の骨子です。逆に言えば、それなければ生命存在の議論すら始まりませんでした。ですから、やや残念ですが、エウロパに生命が存在するにしても、地球生命とは極端に異なる特殊な生物の想定はこの前提から外れてしまうことになります。 海底熱噴出孔付近は高温高圧で、有機物合成に適しており、メタン、硫化水素、アンモニアなどの還元ガスや、化学反応を促進する亜鉛、モリブデンなど金属イオンの濃度も高くなります。地球生命もこのような環境に発生し、最初は亜硫酸ガスで光合成を行なっていたものが、二酸化炭素による光合成を獲得することによって熱噴出孔の周りを離れ、太陽光をより多く活用できる浅海へと進出して行ったのではないかという経緯があります。 地球と同じような生物くらいしかないというのちょっともつまらない話ですが、重力や磁気、海水濃度などの基本的な環境が違いますから、地球ではまず生き残れないであろう形状の生物がしっかり進化しているといった可能性もあります。また、生命に未だ数え切れないほどの謎がありますから、エウロパで発見されるかも知れない生物が地球と同じ発生の経緯を持っているならば、ふたつ目のサンプルの入手という点では極めて興味深いものになることは言うまでもありません。私は、エウロパに生物が発見され、更に化石などの発掘により、その進化の過程までが解明されるようになればもっと面白いと思います。 太陽光に乏しいエウロパに熱噴出孔のような局所的は生態系を想定するならば、魚のように広範囲の移動能力を有する生物が進化する理由はやや乏しくなるかかも知れません。ですが、強靭的な遊泳能力を持ち、オアシスからオアシスを渡り歩く無敵の捕食者が繁栄しているといったような夢のある仮説ならば、私は一切を否定するものではありません。
お礼
地球上とはまったく違った生物がいるのなら、興味しんしんです。ぜひ見て見たいですね。地球以外の星に生物がいるかどうか大変関心が強いです
エネルギー的にはありえないかも知れませんが、もし人間のような知的生物がいるとすると、どんな姿なのかな、と想像してみることはあります。きっと海の中ですから、魚かクラゲのような形をしているんでしょうけどね。もしかしたら、分厚い氷に穴を開けて、望遠鏡でこちらをのぞいているかも知れません。
お礼
想像してみると楽しいですね。どんな生き物がいるのか見てみたいです
- apple-man
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地球上の生命が、細胞という有機物質の 構造を基本にしているのは、その祖先が 暖かい海の中で出来た泡の構造を利用して 進化したためという説があります。 また電解質溶液である海の海水の中で、細胞 どうしが通信をする手段として、イオンを 使った電気信号が利用しやすかったので、 現在のナトリウム、カリウムを使った 神経が出来上がったと言われています。 ★同じ生命の原理を低温で実現できていると すれば、考えられるのは結晶生命体です。 (本物の)ウイルスの存在、その構造を 考えたとき、物質と生命の境界は非所に微妙で、 曖昧な部分があることを頭において以下の 説明を読んでいただけると幸いです。 地球の生命には、DNAを基本をした自己複製の 能力があります。金属単体が生命ではないと いえる理由の1つは、この自己複製能力が ないことです。つまり壊れたそのままだし、 増殖することもない。 しかし、結晶構造には、結晶時の条件を そろえてやると、再現性と自己増殖の機能が あります。 みょうばんとか、塩化ナトリウムの結晶を どこかでご覧になったことあると思います。 結晶時の条件を同じにしてやると、同じ形に なるのです。そしてそのまま成長したりする。 これに成長パターンを記憶し、制御する仕組みが 組み込まれれば、生物が生長する基本構造の完成です。 生物の細胞は、1つの細胞がある部分では筋肉になり ある部分では神経になるといった具合に、必要に応じて 変化します。 結晶は、同じ元素でも結晶時の条件が違えば、 いろいろな結晶構造に変化します。単純な 水の結晶でさえ、非常に多くの形があることが 雪の結晶の形として知られています。 ですから結晶も、同じ元素から複数の形を 生み出す仕組みを制御できれば、必要な構造を 作って成長する生物になれるのです。 結晶生命体の構成要素は無機質で、その構造単位は 細胞ではなく、結晶です。神経伝達は 結晶構造中の電子で、その遺伝情報は、 結晶構造の組み合わせと、電荷によって 維持されているでしょう。 >海の中を自由に泳ぎまわる魚のようなものが、 結晶生命体は、氷と液体の境界 付近に生息し、ときに大きな塊と なって、移動しているでしょう。 エネルギー源は、微妙な温度差です。 彼らとコミニュケーションできるとすれば、 その手段は、電気信号か超音波でしょう。 氷の上から、何かしら交流信号を流すと、 特定のパターンに反応してくれるかも知れません。 意思の疎通が可能なら、数学がカギとなる でしょう。
お礼
ぜひ意思の疎通は、してみたいですね。 いずれにせよ、早く生命体がいるのかどうか確認したいですね
- inaken11
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私的には、ミドリムシ(原生動物)みたいな植物とも動物ともつかない生物がいそうな気が・・・・ 映画、「2010宇宙の旅」では何かが生まれつつあるようなエンディングでしたね。
お礼
そうですね。何かがいれば、大きな発見なのですが
お礼
下等生物しか、考えられないというのは寂しいですね 星の環境で、やむをえないということはあるかも知れませんが