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集団心理……?
つい最近、とある場所で「皆でやれば怖くない!」というコメントを見かけましたが、この様な考え方は集団心理に該当するのでしょうか? 簡単なワードでググってみたものの、よく理解できませんでした……。 「あ! それ知ってるよ?」という方は、よろしければ私に教えて下さいませ。 お願いします。
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「皆でやれば怖くない」という表現ですが、「皆」の意味で違ってきます。 群集心理 = 行動心理学上の用語で、群集が示す特殊な心理状態を指してこう呼びます。一般に判断力が低下し、興奮性が強くなり、衝動的・無責任的な言動をとる傾向になります。 集団心理 = 社会心理学上の用語で、その社会の構成員である集団が、合理的に是非を判断しないまま、特定の時流に流される事を指します。 これが2つの心理の定義です。既にお気付きかと思いますが、「群集心理」の主役は「個人」で「集団心理」の主役は「集団」にあります。 「皆でやれば怖くない」の「皆」が ・全く繋がりの無い、個人、個人が沢山集まった「皆」であれば「群集心理」 ・既存の集団を指す「皆」であれば「集団心理」 になります。 でありまして、この場合は「皆」の解釈の仕方で変化します。 他の実例: ●デモをしてる人達が暴動を起こした = 集団心理 ●不安定な政情に怒りを覚えた人達が集まって暴動を起こした = 群集心理 ●大地震の後で食料不足になり、食料を求めて暴動になった = 群集心理 ●60年安保闘争 = 集団心理 私のつたない回答で、おわかりいただけましたでしょうか?
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- Diogenesis
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「皆」というのを 「その場限りの匿名の群集」と「持続的で組織的な集団」に 区別して考えるというのは重要な視点ですが, それを群集心理とか集団心理とか呼び分けたところで あまり生産的ではありません。 学術的見解が知りたいのであれば, 持続的・組織的な集団については 「集団浅慮(集団思考とも;groupthink)」, 「集団極性化(group polarization)」, 「リスキーシフト(risky shift)」といったキーワード, その場限りの匿名の群集については 「没個性化(脱個人化とも;deindividuation)」, 「自己注意(self-attention)」といったキーワード, 双方に関連するものとして 「責任分散(diffusion of responsibility)」, 「同調(conformity)」といったキーワードを調べてみてください。
お礼
挙げて下さったキーワードで検索をかけてみますね。 ありがとうございました!
- AVENGER
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赤信号 みんなで渡れば 怖くない ビートたけし(北野 武)ですな。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%9F%E3%81%91%E3%81%97#.E6.BC.AB.E6.89.8D.E3.83.96.E3.83.BC.E3.83.A0
お礼
>赤信号 みんなで渡れば 怖くない これ、漫才だったら面白いですが現実だと洒落になりませんね……だからこそ面白いのですが(笑) 記載して下さったURlを参照しました。 北野武さんの言葉だったのですね。 どうもありがとうございます!
補足
〆させて頂きます。 AVENGERさん、どうもありがとうございました
- atm-the-fire
- ベストアンサー率14% (2/14)
はじめまして 私は昔、ビートたけしの漫才でこの言葉を知りました。 確かに調べても出てくる言葉ではありませんが、多くの人がそう思っているなら集団心理と言えなくもないでしょう。
お礼
ビートさんの言葉だったのですか……。 >多くの人がそう思っているなら集団心理と言えなくもないでしょう 沢山の人が思っていれば仰るとおり「集団心理」と言えなくも無いですね…、なんとなしにわかりました。 どうもありがとうございました!
補足
〆させて頂きます。 atm-the-fireさん、どうもありがとうございました
お礼
「皆」の解釈によって【群集心理】と『集団心理』とに区分されるのですね……。 解りやすい説明、どうもありがとうございます! お礼文は理解した事を1行に纏めましたが、恐らくpoizon19さんの説明して下さった事は解ったと思っております。 重ねて御礼申し上げます。