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北朝鮮が使った榴弾砲
北朝鮮が使った122mm榴弾砲とは122mm榴弾砲M1938(M-30)でしょうか? 海岸砲らしいので、朝鮮戦争後の比較的早期に設置されたものと思うのですが、どうでしょうか? これだと射程がきついとも思うのですが。 こういった砲は、何年くらい使えるのでしょうか? それとも細かい海岸砲も、長期にわたって北朝鮮軍が更新を続けてきたのでしょうか? 近代的な考え方だと、海岸に穴を掘って砲を設置していくのはそぐわないとも思いますし。
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BM-11/122mm自走多連装ロケット砲が使われたようです BM-11は122mmロケット弾を40発発射できます。 射程は30キロほど 尚、大砲は砲身を交換すれば100年でも使えます。 写真で見える筒部分は砲身を覆う筒で、中に砲身があります。
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- DieMeute
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今日、テレビで砲撃したのはM1954(M46)130ミリと、M1955(D20)152ミリと報道してました。 北朝鮮の事なので正確な事はわかりませんが、海岸砲は更新しているのかもしれません。 80年代頃の資料によると、この頃の海岸砲はM1931/37の122ミリ砲や、M1937の152ミリ砲で第二次大戦前から生産されている旧式な大砲です。M1954とM1955の名はこの頃の海岸砲の配備機種の中にありません。ただ判明していなかったという可能性もありますが。 今回使われたと言われるM1954はM1931/37の後継として第二次大戦後に作られた砲です。M1955も同様にM1937の後継として第二次大戦後に作られた砲です。 以前に配備されていたM1931/37やM1937がどうなったのかは分かりませんが、あまりに旧式化が進んだので、後継のM1954とM1955に更新されたのかもしれません。更新したとしても、とても旧式な砲をそれよりは少しましな旧式砲に更新したという事になるでしょうが、いずれにしろ当初から海岸砲は新しい砲より旧式な砲が配置されているように思われます。 今は北朝鮮も大砲は自走砲に力を入れてますし、海岸の防備には対艦ミサイルも使用しています。 重くて移動に手間取り現代戦には不向きな旧式な大砲は、前線のとりあえずは防備した固定陣地に配置し使用しているのかもしれません。今でこそ固定された陣地・要塞はその有効性が低下していますが、昔はそれなりの効果がありましたし、旧式な砲を海岸の要塞や陣地で使うのは第二次大戦後も北朝鮮だけでなく、スウェーデンやキューバをはじめ色々な国で行ってきた事です。北朝鮮はそのままの体制を維持しているのでしょう。 例え今、戦争が起こって敵の最初の目標となって破壊されても旧式な大砲なら痛手は小さいでしょうし、もし敵に少しでも打撃を与えられるならよいという考えかもしれません。 なお、こうした兵器は酷使しなければ結構使えるもので、第二次大戦中に生産された大砲、戦車などが40年も経ったユーゴ紛争で使用されたという話もありますから、結構使えるのでしょう。
お礼
超旧式砲から旧式砲に置き換えたという事ですか。 新たに生産したのではなく、どこか別の地域から持ってきたかな? 確かにどこかに砲を置くなら、紛争たえない地域に”比較的”新しいものを置いておくと言う考えは理解できますね。 ご回答ありがとうございました。
- mk57pvls
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こんにちは > 朝鮮戦争後の比較的早期に設置されたものと思うのですが、どうで > しょうか?これだと射程がきついとも思うのですが。 本日(11/24)付の中央日報web版によると 「・・・射程距離27Kmの口径130mm、12kmの76.2mmの海岸砲が配備 されている。 ・・・(中略)。 北朝鮮は地上曲射砲も同時に発射した。 康リョン郡には射程距離27Kmの口径130mm、54Kmの170mmが配備 されているという。 」 との事でした。 M-30及び後継のD-1でも、最大射程は11~12km程度ですので、前述 の(中央日報の)情報には当てはまらないですね。 従って、現時点では両野砲は配備されていなかった(既に退役済み?) のではないでしょうか。 ちなみに、口径130mm射程27Kmは多分、M-46カノン砲。 同170mmのほうはM1989自走榴、じゃないかと思われます。 > こういった砲は、何年くらい使えるのでしょうか? 単純に機械的な耐用年数で考えると、相当期間使えます。 陸自の105mm榴弾砲(M2A1)なんて、確か50年近く現役でした。(まぁ 最期のほうは"礼砲用"くらいしか使い道がなかったんで、長持ちしたの だ、と言えばそうかもしれませんが・・・) あとは、実際の使用頻度(どの程度訓練で発射したか)やらメンテナンス 状態によるでしょうね。 > それとも細かい海岸砲も、長期にわたって北朝鮮軍が更新を続けて > きたのでしょうか? 今回の(予想される)発射基地は、NLLという最前線の近傍だと言われて おりますので、(他の地域に比較すれば)新しい装備は優先的に配備され るであろう、と思われます。 ただ、一般的には いわゆる西側諸国のように、耐用年数が来た装備を 順次全数 用途廃止→更新、ということは基本的にはしていない、出来ない、 であろうと思います。
お礼
ははあ、130mmですか。 テレビで122mmと聞いたのですが、少なくとも現地にはもうなさそうですね。 武力緊張度の高い地域なので、砲の更新が比較的きちんと行われてるようですね。 ご回答ありがとうございました。
- makocyan
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ど素人の予想に過ぎませんが、報道によると「日本の軍事専門家」が「155mmだ」と言ったそうですが、155mmはないと思いますので、おそらくM-20あたりの152mm榴弾砲ではないでしょうか。 これだと大戦直後に製造終わってますが、こうした砲は構造が比較的簡単ですし、もともとソ連製で(無駄に)堅牢ですから、砲身寿命がある限り長く使えるんでしょうね。実際フィンランドではこの改造型を21世紀以降まで現役で使っていたようですし。ざっと60年、戦艦も真っ青の寿命ですね。 北は冷戦時代にこの種の砲を大量に供与されたようですが、あの国の国力からいってそれほど頻繁に更新を行なえるとも思えません。おそらくはカニバリズムを繰り返しながら、大事に使ってきたのではないかと思います。 なお、海岸に穴を掘って砲を設置というのは一見前近代的のように見えますが、砲であれ戦車であれ、穴の中にこもったものはかなり攻撃しにくいというのは現代でもそれほど変わっていないようで、意外に堅実なのかもしれません。潮気で錆びはひどいでしょうが。 ただ、北は海軍がへっぽこなので、そうするしか手がないという話でもあります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 あまり使わなければ60年でももちますか。 砲の寿命は発射数(砲身命数)だけ考えればいいんですね。
補足
砲の共食いですか? 砲身ぶった切ってつぎはぎにするわけにいかないし、いまいちイメージが涌かないです。
お礼
海岸砲ではなくわざわざ自走砲を派遣しての攻撃ですか。 思った以上に大掛かりで準備された攻撃のようですね。 ご回答ありがとうございました。