『 悪ノ娘』の王女のモデルはどなたでしょうか？

質問

ボーカロイド曲『悪ノ娘』という曲があります。詳細は下記のURLを参考にしてほしいのですが、
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2916956

この王女のモデルってどなたなんでしょうか？
僕が思ったにはマリー・アントワネットかなと思い、
証拠として悪ノ娘ではその次の作品「悪ノ召使」にてブリオッシュについてちょっと触れてあり、
マリーアントワネットのほうでも直接ではないものの、ブリオッシュに関する逸話があるみたいです。（WIKI参照）

さらに両者とも家具について興味がある？みたいで、質問となった部分の曲では「絢爛豪華な調度品」という部分の歌詞があったり・・・
マリーアントワネットも家具に興味があったとWIKIにも掲載されています。
だからマリーアントワネットだ、と言いたいのですが、処刑された時刻が約３時間違うみたいなのです。
（↑の王女の処刑時刻は午後３時ちょうど、マリーアントワネットが処刑された時刻は12時15分。）
やっぱり処刑時間は無視して純粋にマリーアントワネットとしたほうがいいですかね？

本当は僕は世界史の勉強で違うことをしたかったのですが、偶々年代や同じようなところの部分だったので、思わず質問してみましたｗ

回答No.1

pri_tama · ベストアンサー

作成者のmothy（悪ノ P）氏のBlog(ご提示されたURL先にも製作者のBlogへのリンクが張って有りますが…。)に行けば、製作過程とか出ていますけどご覧になりましたか？
　　　　http://mothy.blog39.fc2.com/

　　経過を単純に書くと

　　1.もっと評価されたい、多くの人に見てもらいたい!!
　　　　　　　　　　　　　↓
　　2.見てもらうには、最初からインパクトが有る曲を!!
　　　　　　　　　　　　　↓
　　3.「ひぐらしのなく頃に」の沙都子の様な「オーホッホッホ」という笑い声が曲の冒頭にあればインパクト有るんじゃね？
　　　　　　　　　　　　　↓
　　4.こんな笑い方する人だと
　　　　・ドロンジョ様的、悪役ヒロイン
　　　　・マリーアントワネット的、世間知らずで奔放な王妃様

　　　　と言う訳で、二つ合わせて悪役の王女様(ボーカロイドのリンありきなので、女王や王妃は却下)の線で曲作り決定。
　　　　　　　　　　　　　↓
　　5.レンは、おまけだから召使でいいや
　　(作者も後の展開はビックリ…。)

　と言う訳で、マリー・アントワネットはモチーフの一つと言う事で。
　(作者自身の小説でも、各ボーカロイドに役を振り分けた独自ストーリーが展開されます。)

　ただ、世界史的な話をするなら、歌詞に近い人生を送った人物はいるかと思いますけど…。

　　ジェーン・グレイ
　　　16歳でイギリス王位に着くも、国民であるカトリック教徒等の反乱により退位。
　　　ロンドン塔で、斧による断首刑に処せられる。
　　　(少女と言って良い年齢で王位に着き、国民に退位させられ少女の内に処刑)

　　メアリー1世
　　　妹のエリザベスの間で臣従(侍女にされた)関係に成った事が有る。
　　　ジェーン・グレイを殺したのは、海の向こうの国の王子(フェリペ2世)と結婚する為。
　　　彼女の治世は、後に彼女の事をブラッディ・メアリー（血まみれのメアリー）と呼ばれるほど過酷だった。

　あと、個人的にはマリーアントワネットを題材にするなら

　　　・退位後の僅かな期間の家族水入らずの良い時間。
　　　・夫が多くの裏切りで処刑された事。
　　　・息子・娘が自分から力ずくで引き離された事。
　　　　(息子は虐待の上、後に獄死。娘も孤独な獄中生活で一時的に発声が…。)
　　　・自身を無実の罪で殺そうとして、息子を非公開尋問(母が死刑に成るような証言を得る為おそらく拷問が行われた)した事。
　　　　　　←これによって出てきた証言が「息子に性的行為を強要する不貞の女」
　　　・王族としての尊厳まで否定する、肥桶の荷車での刑場への輸送と、それでも凛とした気品を感じたとされる死様

　　革命後の彼女の人生は、
　　　　・絶望的な環境下での妻であり母である立場の女
　　　　・周りの国全てを敵にました国で、唯一の敵国出身の女

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　で進んでいく訳ですし…。

お礼

ついノリで質問してしまったもので・・・
ブログ自体は見ていたのですが、本当に見逃してました！

ご回答ありがとうございます。
あと世界史とはいえ、僕はまだAを学習している身でして・・・
無知なのが見事に分かりました（笑

本当にありがとうございました。