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「書けないでいる」と「書けていない」との区別はなんですか?
「書けないでいる」と「書けていない」との区別はなんですか? 可能形以外でも用いられますか? 使い方をお教えください
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・「書けないでいる」 「書くことが不可能な状況が今に至るまで継続している」という意味。「書けずにいる」でも同じでしょう。 ・「書けていない」 「書くことに今に至るまで成功していない」という意味。 どちらも「書けている」あるいは「書けた」の否定であり、表している事実自体はほとんど同じです。 ただ前者は過去から今に至るまで連続した時間の中で、ある否定的な状況が続いていることを 示すのに対し、後者は、あくまで結果としてある現在の状態が否定的であることを示す表現だと 思います。 > 可能形以外でも用いられますか? 「書かないでいる(書かずにいる)」と「(まだ)書いていない」など、普通に用いられると思いますが。 それぞれ、「書かない状態を続けている」「書くことを実行(完了)していない」の意味です。 なお、「書いていない」の方は「まだ」などがつかない場合、「現在書くという行為を実行している 途中ではない」という意味(いわゆる「進行形」の否定)になることもあります。 「葉が落ちずにいる」 …葉は木にくっついたままである(継続) 「葉が落ちていない」 …木の下に落ちた葉がない(結果) 「倒れないでいる」 …ずっと立っている(継続) 「倒れていない」 …少なくとも今は立っている。過去に倒れたことがあるかもしれない。(現在の状態)
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- phobos
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> 区別はなんですか? どういう観点からの区別なのか(文法的な区別か、意味合い的な区別か)が判りませんが、 > 使い方をお教えください との事ですので、 もし私が誰かにあてた文章の中で使い分けるとしたら、下のようにしますね。 ・「書けないでいる」……書きたいという気持ちはあるのだが、まとまった時間が取れないとかテーマが定まらないとか展開の行き詰まりに悩んでいるとかの阻害要因のために、執筆が進んでいない状態(そしてそのことに心痛めているという気持ちも含まれている)を示す。 ・「書けていない」……気持ちの問題は含まずに単に執筆が進んでいない状態を示す。したがって文章の前後で特に断らない限り、筆が進まない理由には「書く意欲が湧かない」も含まれ得るし、〆切に間に合わないことに対する罪悪感も薄いと受け取られる可能性がある。 一例として参考になれば幸いです。
お礼
(1) ・気持ちはあり、 ・阻害要因のために、執筆が進んでいない状態(そしてそのことに心痛めているという気持ちも含まれている) (2) ・気持ちの問題なし、 ・罪悪感、 ・書きたいが、筆が進まない理由には「書く意欲が湧かない」も含まれる よく読んで,以上のように理解しました。 大変貴重な回答だと思います。感情の角度から分析してくださってありがとうございます。 助かりました。
補足
主に文法的な教えをほしいですが、あらゆる角度から詳しい回答がありましたらありがたいです。
- spring135
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「書けないでいる」は状態を説明しているのに対し「書けていない」は結果を示しています。 >可能形以外でも用いられますか? 質問の趣旨が解らないので適当なことを書きます。 主語と目的語を置き換えて 「書けないでいる」→(その本はまだ)書かれないままだ 「書けていない」→(その本はまだ)書かれていない
お礼
ご意見を確かに承りました。 今度からできるだけ、わかりやすい質問をだします。 主語と目的語の分析は私の考えとびったり、参考になりました。 ありがとうございます。 助かりました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。「書けないでいる」= 何も書くことが出来ないでかんがえている。 2。「書けていない」=書いてはあるが、意味が無い/文法が間違っている/言われた規則に従っていない。 可能形以外でも使えます。 1。「書かないでいる」= 何も書かないでかんがえている。 2。「書いていない」= 現在書く行動をとっていない。
お礼
1。「書けないでいる」= 何も書くことが出来ないでかんがえている。 2。「書けていない」=書いてはあるが、意味が無い/文法が間違っている/言われた規則に従っていない。 どうも「ないでいる」という言葉は「考える」とつながっているらしいですね。 1は主体の状態で、2はその客体を描いていると意味でしょね。 そちらの回答も参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 非常にグラフ化しやすい回答をいただきました。 すばらしい分析だと思います。 大変役に立ちました!