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材料返還時の元帳への転記について
材料返還時の元帳への転記について 簿記2級を独学で学習中の者です。 費目別計算の過去問題の中で、 「6月12日出庫分のうち15個が倉庫へ返還された」 とありました。 これを仕訳した場合「材料○○ 仕掛品○○」になると思いますが、 このような出庫分の返還仕訳は、 (材料自体が増えたわけではないので) 元帳の材料勘定には記録されない、という理解でよいでしょうか? 現在は上記のように勝手に納得させていますが、 正しく理解したいと思い質問させて頂きました。 ぜひ教えてください!
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>元帳の材料勘定とは別物なんでしょうか? 前の回答で書いたとおり、材料消費量の計算は 前期材料棚卸高+当期仕入高-期末材料棚卸高 ですが、参考のT勘定はこれを表しているのです。 また当月消費高 6,080,000は多分他の数字から逆算した数字です。 ここには払い出しも返品もでてこないですね。 なぜかというと払出しがあればその分期末材料棚卸高が減少しますし、現場から返却があれば同量期末材料棚卸高の増加になります。 従って、期中の払出しと返品の仕訳は不要なのです。 でも前にも言ったとおり、実務では現物管理の問題がありますので、在庫管理システムでは普通は払出しや返された数量は入力をします。 上記の棚卸高はその結果の帳簿棚卸高か、実際の棚卸高のどちらかです。中間決算や月次では棚卸はしないことも多くありますので、その場合は帳簿残高を用います。 また原価計算をする場合は製品ごとの材料払出しが不明では困りますので、その場合も材料の数量の異動は必ず入力をすることになります。 でも材料消費金額の計算は上記のとおりであるのは同じです。この計算を材料品番ごとにするということです。
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- yosifuji2002
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実務上は一々仕訳は起さないでしょう。 月別や期別の材料費の計算は 前期材料棚卸高+当期材料仕入高-前期材料棚卸高 ですね。ここでは棚卸高と仕入高がでてきますが払い出し高や返品入庫はでてきません。 実務ではそのような払い出しや返品は在庫管理システム上で記録して、入出庫の都度の仕訳は起さず、期末にシステムを締め切った合計金額で仕入高と棚卸高の仕訳を入れればOKとなります。 工業簿記的に言えば 払い出し時 製造 999/材料 999 返品時 材料 999/製造 999 なのでしょうが、これは実務では仕訳を起さないでしょう。
元帳に転記されます。 そもそも仕訳が起きているものについて転記しなのはありえないと思います。 材料自体は増えてないけど6月12日は返還された15個分についても材料から仕掛品に振り替える仕訳をしていると思うのでそれが戻ってきているのであれば材料を増やさないとおかしくないですかね?
補足
回答ありがとうございました! >戻ってきているのであれば材料を増やさないとおかしくないですかね? 実は私も当初そのように考えていたのですが、 問題集の解答を見るとそのようにはなっていなくて・・・。 問題についてもう少し補足させて頂きます。 解いているのは2級過去問の107回第4問です。 この問2で、6月中の材料勘定の金額を答える問題があるのですが、 材料 ---------------------- 月初有高 180,000 |当月消費高 6,080,000 当月仕入高 6,200,000 |棚卸減耗費 12,000 |月末有高 288,000 ---------------------- 6,380,000 6,380,000 となっていました。 材料返還時の仕訳は、この問題の場合 (材料180,000 仕掛品180,000)になると思うのですが、 この仕訳(返還による材料増加分)が、 上記の材料勘定の借方に含まれていない事が、 そもそもの質問のきっかけでした。 ということは、この材料勘定のT字形は、 元帳の材料勘定とは別物なんでしょうか? なんか、また混乱してきました。。 よろしければ再度、教えて頂ければ助かります。 宜しくお願い致します。
お礼
回答ありがとうございました。 >入出庫の都度の仕訳は起さず、 >期末にシステムを締め切った合計金額で >仕入高と棚卸高の仕訳を入れればOKとなります。 なるほど。そういう事でしたか! 確かに「消費高を出す」という目的だけを考えれば、 日々の出し入れの仕訳まで起こす必要はないですよね。 そして、現物管理自体は在庫管理システムで行う、 (テキストには材料元帳というのが載っていました)、と。 回答を読んだ後、別の過去問で 「仕訳は月末にまとめて行う」 という注意書きがあったのを思い出しました。 納得しました。 ありがとうございました!