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「エドガーポーその生涯と作品」に出てくる単語を教えてください。
「エドガーポーその生涯と作品」に出てくる単語を教えてください。 題名にも書いた評論集の一文の中で「その態度には、高毅と優雅との名状し難い錯綜がありました。」と載っていたのですが、その中の「高毅(コウキ)」という単語についておしえてください。文学作品の中には結構用いられる単語なのでしょうか。色々な辞書を見ても載っていないので詳しい方いましたらぜひ教えてください。お願いします。
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自信はありませんが「高毅」の「高」は元は別の字で、その字が使えないので「高」で代用したのかもしれません。。 第二水準までの漢字に入っていないのでここで表記できないのですが、「魚更」(魚偏に更)と書いて「コウ」と読みます。この字を使った「コウキ」という言葉は辞書に載っています。 「自分の正しさをしっかりと守ってまげないこと。剛直で強いこと」という意味だそうです。
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- bakansky
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文字通りに解すると、「毅然とした様が著しいこと」 のような意と取れるのではないでしょうか。 「雅 (みやび)」 の程度が高ければ 「高雅」 となり、「貴さ」 の程度が大きければ 「高貴」 という言葉になるように。 「高 (何々)」 という組み合わせは、「高」 の次に来る言葉を強めて、甚だしいという様を表す表現として多用されるように思います (例 - 「高学歴」 「高濃度」 etc)。そういう用語は、必ずしも辞書にはない場合もあろうかと思います。 「典雅である」 という形容からは、女性的でなよなよとした要素を連想いたしますが、「高毅でもあり優雅でもある」 となると、文章でいえば、「美文の類であるにもかかわらず内容は独自の世界を強く打ち出した非妥協的なものである」 という趣旨になるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。ちょっと所用がありましてお礼が遅れたことをお詫びします。高毅「毅然とした様」が著しいことですが、元来漢字には詳しくないのでどうしても気になっていましたが、ここまで詳しく書いてくださって大変納得がいく回答本当にありがとうございました。大変助かりました。貴重な回答本当にありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。鯁毅と書く漢字もあるのですね。確かにその意味に近い感じがします。辞書にも載って意味も高毅と大変近い事から回答者さんの言っていることが近い気がしました。貴重な回答本当にありがとうございました。大変勉強になりました。