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墨子(墨翟)の集団について描いた「墨攻」という映画を知っていますか
墨子(墨翟)の集団について描いた「墨攻」という映画を知っていますか この映画で使われた 何かに火をつけその煙が敵を苦しめ士気を下げる戦術や穴攻を見破る方法やその他 籠城法 守禦術を教えてください
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「墨攻」は映画、漫画、小説とあります。元々は小説が大本です。 ■小説(酒見賢一著) http://www.amazon.co.jp/墨攻-新潮文庫-酒見-賢一/dp/4101281122 映画はかなり戦術に関する説明が省かれているので、よくわからない部分も多いです。漫画が解説にはわかりやすくて良いかもしれないですね。 火攻めはなかった気がしますが、水攻め、穴攻、蝗攻(バッタ)、毒、病、よくわからない蟲と原作には、もっといろいろと登場しています(内容は結構グロいですけど)。 一番面白いのは、蝗を使った戦術で、他国を焦土化する戦術ですね。バッタの群生相(密集地で産卵すると生態が変わるという特徴)という生物的な特徴を利用して、戦争をしている相手の国の穀物を全部食べつくさせるという攻撃です。 中国の古い時代の物語ですが、墨家(墨翟【ボクテキ】が創始)の思想とも相まって面白い作品になっています。
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- minamatatanuki
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百家争鳴、春秋戦国時代時代の話ですね。まず春秋についてはご存知と思いますが孔子が春秋を書いた時代です。このころはまだ覇者を決めるデモンストレイションの時代で、国を奪うより俺が一番を示す時代で、まだ周王朝を盛り立てると言うものでした。戦国になると国の潰しあいで併合を目指すものです、墨攻はこの戦国時代の話で話を進めています。まず質問の煙の件ですがおそらく硫黄でしょう。古代の毒ガスですね。攻めるときにも使われていますので間違いないでしょう。(2)の穴攻めですがこれは陽動作戦としておこなったり、城壁を壊すために掘られたことはありますが効果を上げていません。籠城については援軍が来ればいいのですが、無い場合は悲惨を極めます。食料が無くなれば子供を交換して殺し他人の子供を食いました。詳しく知りたいなら、史記、六韜三略、十八史略を読んでみてはどうですか?おもしろいですよ。
お礼
ありがとうございます 読んでみます