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夫の親の敷地内に別棟か増築か税金を含め、かかる費用のお安い方、オススメ
- 夫の親の敷地内に新築の別棟を建てるか、増築するか、それぞれの費用とメリット・デメリットを考えた上でおすすめを教えてください。
- 土地の形状や築15年の家の状態を考慮して、夫の親の敷地内に新築の別棟を建てるか、増築するか、おすすめの方法を教えてください。
- 夫の親の敷地内に別棟を新築するか、増築するかの選択には費用や土地分割の問題もあるため、おすすめの方法とそのメリット・デメリットを教えてください。
質問者が選んだベストアンサー
建築の法規的な話として <増築の場合> 基本・・・増築する場合は既存部分も含めて現行法規に適合するようにしなければいけません。あくまでも基本で増築する部分の規模に応じて緩和規定があります。 (1)増築する部分の延べ床面積が、既存部分の1/20以下ならば、既存部分に対してさほど補修する必要がないと思われます。 (2)増築する部分の延べ床面積が、既存部分の1/2以下ならば、増築することによって既存部分が構造的に安全かを証明するための作業が発生します。既存建物の確認申請書などの公的な書類があれば比較的容易ですが、無ければ設計者が全て調査しなければいけませんから面倒です。そして、構造的に安全でなければ、補強しなければいけない部分が発生する恐れがあります。 (3)増築する部分の延べ床面積が、既存部分の1/2を超える場合は、既存部分を現行法規に適合させなければいけません。 既存部分が築15年ならば、その後に建築基準法令が変更されています。筋違を規定の金物で固定し、筋違などを設けた部分の壁を基礎に固定するための金物を、新たに設ける必要が生じると思われます。他にもありますが割愛します。現行法規に適合させるためには、筋違部分の壁や床を解体して金物を取り付けなければいけません。 しかし、今ある建物(既存建物)に渡り廊下で増築する場合、自治体により考え方が異なっているようです。既存部分とつながっている部分が少ないから、増築部分の面積に関係なく、全て(1)で良いとする所と、厳格に運用する自治体があるようです。 ですから、たかがちょっと増築といっても簡単に踏み切れない恐れがあります。 <別棟の場合> 新築する部分に浴室や台所などを設け、その建物だけで生活ができるような建物は、それ単体で1つの敷地としなければいけません。母屋と物置や車庫などのように、主と従の関係になる場合は、1つの敷地に建てられますが、主と主を同じ敷地に建てる事はできません。 双方の敷地が道路に接するように、又、既存建物が建築基準法に適合するように、敷地を分割しなければいけません。 <まとめ> 以上のように、既存の建物や敷地の状況、質問者さんの要望などを充分把握してからでなければ、どちらがお徳かわかりませんし、質問者さんの要望をどこまでくめるかも判断できません。 建物単体で考えると別棟の方が工事金額を予想しやすいですし、住まいしながらの工事は何かと不便です。(別棟をお奨めするわけでもありませんが)
その他の回答 (1)
- toteccorp
- ベストアンサー率18% (752/4134)
分割するのに費用はかからないでしょう。 分筆する必要はありません。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 分割には費用がいらないのですね。無知で申し訳ありません。教えてくださって、ありがとうございます。
お礼
丁寧、かつわかりやすく説明していただき、ありがとうございます。なるほど、なるほどと、頷きながら読みました。 自治体によって違いがあるのですね。そい言えば、大阪の友達や、そののまわりの家は敷地内に別棟がありますがはなれになっています。なので、うちもできると思っていたら、風呂とキッチンとトイレがついていたら、はなれにできないんじゃないかなあ?と夫が言いました。 はなれと別棟のメリット、デメリットもあまり理解できていないので、まず、どちらにするか、敷地内でも母屋がデーンと場所をとっているので、どうやって私たちの家を建てるかも考えなければなりません。 母屋は北の公道にそって、建っています。南向きでうらやましいです。今となっては、家ごと東に寄って欲しいです。 わかりやすい説明、とても役にたちました。ありがとうございました。