- ベストアンサー
将来研究者になりたい!可能性を信じています
- 広汎性発達障害(アスペルガー症候群)の者が将来の研究者を目指します。
- 学生時代は病気に悩まされていましたが、現在は安定した生活を送っています。
- 大学の研究者や研究所の研究者になることを目指しています。化学や脳科学の分野に興味があります。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。専門は違いますが、理系の出身です。一応、あなたが希望しているぐらいの、そこそこ難関の大学です。 研究者で食っていくのは大変です。 私が所属していた学科の各研究室の助手は一様に身なりがダサく、食事はカップラーメンとかそうめんとか食べていました。 私と一緒に学食で食べるときも、いちばん安いメニュー(カレーなど)を食べていました。 結婚も助教授(准教授)になった後というパターンが多かったです。 研究者という職業を目指すこと。まことに結構なことだと思います。 おそらく、研究者、特に脳科学の研究者は、あなたの適職でしょう。 普通のサラリーマンは不向きだと思います。 自分の病歴をカミングアウトするのもありです。 医学者が自らの精神疾患の体験を書いた本もあります。 精神科医には、自ら精神疾患になった経験がある人はほとんどいないはずです。 体験しなければわからないことはありますし、体験と研究とを結び付けられるとなると、あなたのような人材でなければいけないとさえ思います。 なお、私が知る限り、非常に優秀で指導教授を満足させられる人でなければ、大学入学から9年で博士になれる割合は小さいです。 それを念頭に置いた上で、9年で終われるように努力しましょう。 あなたは苦難を一度乗り越えた人です。 食っていくには大変ですが、これからの苦難にも耐えることができるに違いありません。
その他の回答 (1)
- cyototu
- ベストアンサー率28% (393/1368)
>指導教授を満足させられる人 何をもって「教授を満足させられる人」と言うかを、私の専門分野の理論物理学の立場から、お教えしましょう。そこをクリア出来れば、今からでも遅くありません。 これは大学院に入ってからのことです。あるいは人によっては4年生で卒論のため研究室に入ってから、いよいよ指導教授に付き、一対一の教育が始まります。それ以前は、自分の進んだ分野の基本的知識を手に入れる時期ですから、教科書や授業中に紹介されたその分野の本や、それから派生した自分で見付けた本を一杯読んで置くことが大切です。 さて指導教授に付くと、教授は貴方に研究課題を提示してくれます。それを我武者らにやることです。いやしくも「研究」と名のついていることなのですから、その課題の解答は教授でも分かっていません。しかし、教授には経験があります。そこで、答えが分からないなりに、前もってどの辺りに答えがありそうかは予測がついています。更に、その問題に取りかかると、どの辺りで苦労し、それをどのぐらいの時間を掛ければ乗り越えられるかの見当も付いています。 この「見当」というのが、弟子の能力を判断するための鍵になります。例えば、いよいよその苦労の山に到達したとき、その目の前の問題を解決するのに、もし教授本人が本気でやったら5日ぐらいでその山を乗り越えられそうだと予測したとします。それを、教授と比べてまだ未熟な筈の貴方が10日ぐらいで解決したとすると、教授は大変満足します。所謂優秀な弟子とはそんな者です。 ところがそれを5日で解決したとすると、教授はびっくりして、こいつは徒者ではないと判断します。未熟な者が経験豊富な者と同じ時間スケールで解決したとなると、その弟子は、明らかにその教授の若い頃を越えていますし、更に、多分我武者らに集中したはずですから、その情熱とやる気に感心するのです。それをもし3日で解決したとなると、教授はその弟子が3日間ほとんど寝ていないことを知っているので、舌を巻きます。 その反対に、2週間から20日ぐらいで解決した場合には、教授は満足しますが、貴方は並な弟子だと考えると思います。そして、25日以上経ってもまだ解決出来ていないとなると、教授は貴方の能力を疑い始めます。 勿論、どのぐらいで問題が解決するかは、その時の状況や運もにより、たまたま教授が5日ぐらいと見当をつけても、それが完全に間違っていたと言うことも往々にしてあります。従って、たまたま25日以上掛かっても解決出来ない場合が、即、貴方が並以下だったと判断するのは危険ですので、この判断は、研究の過程で何回でもぶち当たる苦労の山場を繰り返しながら貴方は判断されて行きます。 以上のことからお判りと思いますが、「指導教授を満足させられる人」とは、教授の予測を越えられる人のことなのです。貴方が努力すべきことは、教授の予測を出来るだけ知るようにして、その教授の予測より短い時間で問題を解決してみせる。それを何度も繰り返して行くと、貴方の過去の経緯や年齢に関係なく、教授は貴方を手放すことが惜しくなって、貴方を手元に置いておこうとするか、あるいは、もっと優秀な場所に行けるように手配してくれるようになるのです。 実は、研究の奥義とはその予測を越えることではなく、教授を含めて誰にも予測出来なかった、言わば始めの研究の目標とは全然違ったところにある副産物を見付けることにあるのですが、そんなことは、経験の積んだ教授でも、一生に何度もあるものではありません。たった一度でもその副産物にお目に掛かることができれば、それで歴史に残る仕事が出来かねないからです。殆どの場合は経験を積んだ研究者の予想通りになるのです。 ですから、特に初心者のうちは、「私には先生の提案よりも、もっと面白くて、やりたい課題がある」などと言わずに、自分の興味を後回しにして、教授から与えられた問題に全力を注ぐべきです。入り口を見付けることは比較的易しく、誰にでも出来ることなのですが、出口を見付けるのが難しいのです。始めのうちは、黙って教授の言うことを聞いて置くことをお勧め致します。そして、先生の予想を何度も越えて、先生を驚かして下さい。
お礼
今からでも遅くはないと分かりひとまず安心しました。しかし、これから待っているのは非常に険しい道であることに違いはないですね。教授を驚かせるような存在になれるように精一杯努力して参ります。どうもありがとうございました。
お礼
研究者が適職だとおっしゃってくださりうれしいです。これから、もっと苦難(逆境)に強くなって研究者として続けられるようにしたいです。ひとまず、基礎学力の養成に努めます。ありがとうございました。