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レーザ光をガス炎で炙る意味をお教え下さい。
レーザ光をガス炎で炙る意味をお教え下さい。 だいぶ以前、パルス光かなにかを紹介したテレビ番組の中で、レーザ光の回路を映し出していました。 その中で、レーザが幅広で薄いガス炎の中を通る回路があったように記憶しています。 もしその記憶が正しければ、それは一体なにをしていたのでしょうか。 ご教授いただければ幸いです。
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- mintos_222
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doc_sunday様、okormazd様 せっかくご教授いただきながら、 mintos1964222でログインができずに長い間お礼ができませんでした。 大変申し訳ありません。 お二人のご回答にて理解できました。 このような形のお礼になってしまいましたこと、 心よりお詫び申し上げます。 大変ありがとう御座いました。
- okormazd
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そのテレビ番組を見ていないので,詳しいことはわかりませんが,たぶん,レーザー原子吸光分析の説明ではないかと思います。 レーザー光をガス炎(フレーム)の中を通したからといって,レーザー光自体の波長などが変化することはありません。ただ,そのフレーム中にレーザー光の波長と同じ波長の光を吸収する原子があれば,フレームを透過した前後のレーザー光の強さが変わります。吸収された分,光は弱くなります。それは,フレーム中の原子の量によって変わります。したがって,この前後の強さを測れば,フレーム中の原子の量を測定できることになります。試料を吸入して,フレーム中で原子化します。この原理は,ランバート・ベールの法則として知られています。普通の原子吸光では,ホロカソードランプの光を分光して単色光として使っていますが,レーザーを使えば,より単色性があり,強い光が得られるので研究されています。レーザーの波長を変えれば,他の種類の原子を測定できます。微量の定量分析の手法です。 他に,私の知らない何かがあればごめんなさい。
多分それは「レーザ光をガス炎で炙る」のではなく、逆で、炎の中の励起された分子、イオン(プラズマ)などの光吸収を測定していたのではないかと思います。 なぜかと言うと、光は物質がないと何の影響も受けないからです。 多分炎の中の化学種のレーザーラマンスペクトルの測定ではないかと思います。