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ポストゲノム時代って?
ポストゲノム時代って何ですか?
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質問者が選んだベストアンサー
まず言葉の意味から。 「ポストゲノム」というのは「ポスト」と「ゲノム」という2つに分けることが出来ます。 「ポスト」というのは「次の」のという意味です。 「ゲノム」というのは「一つの個体が持つ全遺伝情報」という意味です。 つまり「ポストゲノム時代」とは「次の全遺伝情報の時代」という事になります。 これだけでは「何のこっちゃ?」と言う感じでしょう。 でここから本題です。 現在、多くの生き物のゲノム配列の解読が行われています。 ヒトについてはつい最近解読が終了しました。 これは配列が分かっただけで、そのゲノムの中の遺伝子にどういう意味があって、そこから転写や翻訳されるRNAやタンパク質が生きていく上でどういう働きをしているかまでは明らかにされていません。 つまり、DNAの配列が分かっただけなのです。 そこで、この遺伝情報に基づいて、そこにコードされるタンパク質やRNAの機能を解析する時代と言うのが「ポストゲノム時代」です。 こんな感じでしょうか。
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- Tokio100
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回答No.2
遺伝子の配列が解明された後の「応用の時代」と考えれば良いと思います。 遺伝子の機能がわかれば、たとえば、遺伝子のある特定の部分に異常がある人はある病気になりやすい事がわかってきます。これにより、病気の予防を積極的に行ったり、有効な治療方法がわかったり、遺伝子治療を行ったりする事が出来るようになります。 ゲノムは薬品の開発、医療の発展のための有用な道具になると思います。
質問者
お礼
ありがとうございました。 応用の時代ですね。わかりました。 ありがとうございます。
お礼
ありがとうございました。 なんとなくですが理解できました。