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相同染色体、ゲノム、核相についての説明
- 相同染色体、ゲノム、核相についての教科書の説明がわかりづらいという質問です。
- 体細胞と生殖細胞の染色体数の違いと、相同染色体とゲノムの関係について混乱しているようです。
- 質問者は「2対」と「2組」の違いや、「2n」の意味についても理解したいとしています。
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質問者が選んだベストアンサー
>「計23対ということになります。」という部分がまだ理解できません; これについては参考URLの絵を見ると分かりますでしょうか。 X染色体とY染色体を相同染色体とみなせば、23対で46本あるのが 確認できると思います。 >「体細胞にはn対の相同染色体をもつので、その染色体数は2nで > 表される。」 > を読むと、どうしてもわかりません。 > この説明はどういうことですか?yama06さんの説明のしかたと違う > 気がするんですが・・・。 想像しやすいように、私の説明は逆さにたどってみたわけですが、 言わんとするところは同じです。 「体細胞にはn対の相同染色体をもつので、その染色体数は2nで 表される。」という説明は、まずゲノムありきで「ある生物のnが 既知であるときに、その生物の体細胞の染色体の本数は2nを 計算することで得られる」ということを言っています。
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- yama06
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> わたしが混乱しているのは、「2対」と「2組」という言葉です。 > 2対と2組はどう違うんでしょうか? たとえばヒトのゲノムサイズは染色体が23種類あるので、 n=23と表します。これが一組(セット)です。このゲノムサイズ(nの数)は 生物の種ごとに決まっています。 この一組(n=23)がヒトの体細胞の核内には2組 (「1対」、「2セット」という言い方も)含まれています。 これが2n=46です。つまり細胞内には46本の染色体があって、 その構成は23種類の染色体が1対(2本)ずつ、計23対ということに なります。 はないちもんめに例えると、ふたごの兄弟23対を集めてきて はないちもんめをやろうというときに、 1. 兄弟の片割れでだけで一組を作り 2. 残った片割れだけで一組を作ります。 そうすると、手をつないだ23人のグループが2セット(組)できて、 この23人の1セットがゲノムです。 また、このときの兄弟の関係を相同染色体と呼びます。 3つ子でやれば3n, 4つ子でやれば4nになります。(はないちもんめはできませんが) ゲノムの中には、1セットだけでも生存に必要な1そろいの情報が 含まれているので、生物によっては、n(n本の染色体)だけで生きている ものや、生活環の中で1nになったり2nになったりを繰り返す生物、 体の一部が3nになっている生物などがあります(参考URL)。
補足
yama06さん、とてもわかりやすい説明ありがとうございます。双子の例は納得です。 ただ、 >その構成は23種類の染色体が1対(2本)ずつ、計23対ということになります。 「計23対ということになります。」という部分がまだ理解できません; また、教科書にかいてあった 「体細胞にはn対の相同染色体をもつので、その染色体数は2nで表される。」 を読むと、どうしてもわかりません。 この説明はどういうことですか?yama06さんの説明のしかたと違う気がするんですが・・・。 よろしくお願いします。
お礼
テストが終わりました!できは良かった気がします! ある生物のnが既知であるときに・・・というところがポイントですね!どうもありがとうございました。