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オペアンプの選定について
- 増幅回路の高周波での増幅率が低いため、広帯域のオペアンプを探している
- LM358からNJM2717へのオペアンプの変更を考えているが、購入方法が分からない
- JFETやMOSについての知識が不足しており、違いを知りたい
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入力信号は 40kHz の矩形波ですね(赤外線リモコンの信号でしょうか)。 反転増幅だと、オペアンプの反転入力につながる抵抗は 1kΩ と低いので、バイアス電流の大きな LT1364 でも問題ありません。 添付図は、オペアンプに LT1364 を使ったときの、電圧利得の周波数特性と、入力信号に40kHz・±100μV の矩形波(duty 50%)を入れたときの出力波形を、回路シミュレータで見た結果です。200kHzでちゃんと 80dB の電圧利得(±100μV入力で±1Vの出力電圧)が得られています。 しかし、C1 と C2 の容量が 0.01μF だと低周波の利得が下がってしまい、波形がかなり歪んでいます。C1 と C2 を 0.1μF にすると出力波形の歪は小さくなります。低周波側の利得を広げると耐ノイズ性が悪くなりますが、ノイズがあまり気にならない環境であれば、C1 と C2 は 0.1μF にしたほうが良いと思います。C1 と C2 が 0.01μF のときの波形でパルス幅を計測するとき、しきい値電圧を適切に選ばないと誤った結果になる恐れがあります。 マルツなら、Webで予約して店舗(仙台上杉店)に取り置きというサービスがあるみたいなので、それを利用してはいかがでしょうか(右側のWebShopのところ → http://www.marutsu.co.jp/sendai-kamisugi/)。 LT1364データシート http://cds.linear.com/docs/Datasheet/13645fa.pdf
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- inara
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>LT1364を購入してみることにしました 結果が分かったら教えてください。LT1364のバイアス電流の最大値が大きいので、帰還抵抗の値がちょっと心配です。
お礼
購入したものを使ったのですが、ノイズまで増幅されてしまいました(ノイズ除去をあまり考えていませんでした)。 結局、しばらくはもとのLM358を使っていたのですが、回路構成全体を見直すことにします。
- inara1
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- inara1
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>この条件を満たし、なおかつ、DIPパッケージの2回路入りというのはなさそうです よく見たら、マルツでは LT1364(https://www.marutsu.co.jp/user/shohin.php?p=59898)のGBW が 70MHz、スルーレートが 1000V/μs で DIP 8pin パッケージでした。 しかし、LT1364は入力バイアス電流は最大 2μA と大きく、しかも電源電圧が 5V(単電源)と低いと、オペアンプの入力端子につながる抵抗値を大きくできません。LM358 を使った回路はどういうものでしょうか。添付図には非反転と反転回路の例を示しましたが、その図での抵抗値やコンデンサの容量を教えてください( R1 はいくつなど)。それと、低域のカットオフ周波数(どれくらい低い周波数まで増幅したいか)を教えてください。
- inara1
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利得 40dB の増幅回路を2個直列にして、200kHz の正弦波を 80dB 増幅するには、利得帯域幅積(Gain-Bandwidth Product:GBW)が 20MHz 以上のオペアンプが必要です。さらに、出力電圧を ±10V 程度とするなら、スルーレートは10V/μs 以上(±1Vなら 1V/μs 以上)のオペアンプが必要です。マルツで取り扱っているオペアンプで、この条件を満たし、なおかつ、DIPパッケージの2回路入りというのはなさそうです(フラットパッケージの2回路入りや DIPパッケージの1回路入りならあります)。 「8pin のDIPパッケージの2回路入り」に限定する必要はありますか? NJM2717はマルツでは取り扱っていないみたいです。NJM2717のGBWは20MHz(標準)、スルーレートは40V/μs(標準)で、DIP 8pinの2回路入りもあるので使えそうですが、梅澤無線にあるのでしょうか?ネット購入は不可とのことなので、マルツか梅澤無線しか選択枝がないと思いますが。
お礼
ありがとうございます。 LT1364を購入してみることにしました。