接続詞は色々ありますが大きく分けて、等位接続詞と従位接続詞です。
(1)等位接続詞との違い
■等位接続詞【and, or, but など】
I like summer AND winter.
>>私は夏と冬が好きです。
Do you go to school by train OR by bus?
>>あなたは学校へ電車で行きますか、バスで行きますか?
You sing soprano AND I sing alto.
>>あなたはソプラノを歌い、私はアルトを歌います。
上記のように、等位接続詞は「等位」ですから接続詞の前後に文法上対等な関係のものがきます(どちらが重要とは言えません)。また接続詞の前が語(単語)であれば後ろも語(summer, winter)、前が句(2語以上の語)であれば後ろも句(by train, by bus)、前が節(S+V)であれば後ろも節(you sing soprano, I sing alto)となるのです。
■従位接続詞【that, when, thoughなど】
She said THAT she knows the truth.
>>彼女は真実を知っていると言った。
上記のように、従位接続詞の後には節(S+V)がきます。接続詞の前後の節は等位接続詞と違い、従属関係にあります。等位接続詞であれば「彼女が言った」と「彼女は真実を知っている」は対等な関係でなければいけませんが、この場合対等ではありません。文法的に重要な部分は「彼女が言った」ですよね。その言った内容を補うために「彼女は知っている」をつけたのです(that節)。
(2)従位接続詞の種類
大きく3種類にわけます。
A)名詞節を導く従位接続詞
B)副詞節を導く従位接続詞 ver.1
C)副詞節を導く従位接続詞 ver.2
A)名詞節を導く従位接続詞
接続詞の後の節が「~という事、~かどうか」と訳せます。
The fact is THAT I didn't go to school today.
>>実は今日学校に行かなかった。(事実は今日学校に行かなかったという事です)
The question is WHETHER he knows or not.
>>彼が知っているのかどうかが問題だ。
B)副詞節を導く従位接続詞 ver.1
接続詞(1語)の後の節が時を表します。
The television was on WHEN I came home.
>>私が帰って来た時、テレビはついていました。
I ate the cake BEFORE he came.
>>彼が来る前にケーキを食べました。
C)副詞節を導く従位接続詞 ver.2
接続詞(2語以上)の後の節が時や条件を表します。
Please call me back AS SOON AS you come home.
>>帰ったらすぐに折り返しお電話下さい。
EVEN IF you don't like carrots, you have to eat them.
>>たとえニンジンが嫌いでも食べなければならない。
※最後の文のように節が入れ替わる事があります。その場合は接続詞から文章を始め、後ろの文は「,」(コンマ)の後に書きます。
ざっくりした質問でしたので、答えになっているかわかりませんが、参考にしてみて下さい。