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上空の空気が乾燥したら積乱雲は発達しにくいですよね?
上空の空気が乾燥したら積乱雲は発達しにくいですよね? 積乱雲が盛り上がっても、 周りの乾燥した空気を取り込んで、雲粒が蒸発しますからね。 上空に乾燥空気が入って来て、 それで積乱雲が発達するなんてことは無いですよね? いや、この前の梅雨末期の大雨でのインターネットの記事で 積乱雲の発達は乾燥空気のせいだとか何とか書いてあるのを 見かけたような気がしてるのですが・・・気のせいですかね。。
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> 水蒸気画像の暗域と地上天気図とが関連するとは初耳です。 このような暗域と明域のコントラストがはっきりした暗域は、テーパリングクラウドや発達した積乱雲を伴った寒冷前線の西側に現れます。 そのような時は上層に寒気が入り、正渦度域で、谷場です。 この日の500hPa天気図を見ても同様の傾向があります。 >それを説明できますか? 定圧面天気図を水蒸気画像と重ねてみれば、自ずと理解できると思います。
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- manno1966
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> どこか理解に難しい所ありますか? その単語(エントレインメント)は初耳です。 > そのことはご存知ですよね? 知っています。 > 気団が違うからという、教科書的な安易な説明でなく、 なぜ安易として退けるのですか? > 積乱雲の発達にどう寄与するのか 蒸気画像の暗域は、地上天気図のどのようなところに現れるかということと、「湿った空気とのコントラストを大きくして」という部分が肝心です。
お礼
エントレインメントの単語が初耳でも、現象は理解できますよね? やかんの湯気が消える現象と同じですから。 逆に水蒸気画像の暗域と地上天気図とが関連するとは初耳です。 上空の気圧の谷との対比で考えるなら別ですが、 でもまぁ、それはこの議論の本筋から外れるので、 今は深く突っ込みません。 >> 積乱雲の発達にどう寄与するのか >蒸気画像の暗域は、地上天気図のどのようなところに現れるかということと、 >「湿った空気とのコントラストを大きくして」という部分が肝心です。 肝心だと言いたいのは分かりました。 でも、じゃあ、どのような物理過程が働くのか、それを教えていただけませんか? 気団が違うといっても、この梅雨前線の場合、温度差が無く、水蒸気量が違うだけで なぜこうも積乱雲が発達するのでしょう? 温度差がないのならば、気体である以上、密度は同じだから どちらかがもう一方の気団に乗り上げるわけじゃないですよね。 むしろ乾燥した空気と湿った空気が交じり合って、露点温度が下がって、 雲粒として凝結しにくくなりそうなものですが・・ その辺りの説明が無いので、「安易」という言葉を使わせていただきました。 くりかえしますが、 水蒸気のコントラストが大きくなることで、どのような物理過程が働いて、 あんな積乱雲が発達するのですか?それを説明できますか?
- manno1966
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> エントレインメントの考え方は、納得していただけますよね? その考え方を知らないです。 > あえて乾燥空気と書いてあった・・・ 乾燥空気と湿潤空気の対比は、梅雨前線の説明では標準的なものです。 古典的な手法とも思います。 > なぜ、上昇気流が強まるのか、つまり乾燥空気が何らかの役割を果たしてるわけですよね? 気団の性質の違いとなります。 気団と気団の境には前線があり、それぞれの気団の性質が違うほど前線活動は活発になる。 再度書きますが、 > 「湿った空気とのコントラストを大きくして」という部分が肝心です。
お礼
エントレインメントを知らないということですが、 やかんの口から出た湯気が消える原理として理解できるはずですが・・ どこか理解に難しい所ありますか? それはそうと、 梅雨前線が温度差が余り無く、 湿潤空気と乾燥空気の境目の前線だということは知っています。 850hPaの相当温位図で表現されますよね。 ただ、水蒸気画像で暗域として現れる場所は、 対流圏上層や中層が乾いている場所です。 対流圏下層の水蒸気量の表現は弱いです。 そのことはご存知ですよね? その対流圏中層や上層の乾燥空気が、 積乱雲の発達にどう寄与するのかということを確認したいのです。 つまり水蒸気量のコントラストが違うことで、 なぜ対流活動が活発になるのかということです。 気団が違うからという、教科書的な安易な説明でなく、 水蒸気量が違う気団が接することで、なぜ対流活動が活発になるのか? それも850hPaでなく、中層上層の乾燥空気がどう対流を活発にさせるのか、 その物理的過程を知りたいのです。
- manno1966
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> 空の空気が乾燥したら積乱雲は発達しにくいですよね? という考えを主張するのに、「その中に、乾燥空気が発達の要因とありました」と言う資料を参照するのは、意味がないと思います。 > どうお考えになりますか? 「湿った空気とのコントラストを大きくして」という部分が肝心です。 水蒸気画像をよく見てください。 乾燥しているところではなく、湿っているところで大雨となっています。 温位図や500hPa図なども一緒に見ると、もっと理解しやすいと思います。
お礼
もちろん湿っている所が積乱雲があるわけだから、その下で大雨になるのは理解できます。 ただ、ブログでは乾燥空気が大雨の成因のような書き方をしています。 乾燥空気が、積乱雲の発達にどう寄与したのか? それを確認したいのです。 温位図や500hPa図をどこで見られるのか知りませんが、 温位図は850hPaでしょうから、下層の湿った空気しか表現していないはず。 対流圏中層の乾燥空気が関与しているはずなので850hPaの温位図じゃ 判断つかないでしょう。 そもそも上空に寒気があって、それが積乱雲の発達に寄与したというのならば、そう書いてあるはず。 なのに、あえて乾燥空気と書いてあった・・・ いったい乾燥空気が、どう積乱雲の発達に寄与するのでしょうかね?
補足
質問文の書き方がおかしかったかもしれません。 それはお詫びします。 補足分を書いているうちに、だんだん考えがまとまって来たのですが、 乾燥空気があることは、積乱雲の発達を抑える効果を持たせると思っていました。 まず、その確認をしたかったのです。 エントレインメントの考え方は、納得していただけますよね? でも、その一方では、 例のブログでは、乾燥空気が積乱雲の発達に寄与するようなことを書いてあった。 自分の考えていることと違う機構で、積乱雲が発達することもあるのか・・ つまり、乾燥空気が積乱雲の発達を抑える場合もあれば、 逆に成長を促す場合もあるのか・・成長を促すのなら、いったいそれはどういう理由でなのか? それを知りたいわけです。 上空の乾燥空気と湿った空気とのコントラストが大きくなることで、 なぜ、上昇気流が強まるのか、つまり乾燥空気が何らかの役割を果たしてるわけですよね? それを確認したいのです。
- manno1966
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> 上空の空気が乾燥したら積乱雲は発達しにくいですよね? 積乱雲の発達に関係しません。 乾燥していても、湿っていても、関係ありません。 > 雲粒が蒸発しますからね。 しません。 > 見かけたような気がしてるのですが・ まずは、そのページを示していただくのが最初かな。
お礼
>乾燥していても、湿っていても、関係ありません。 エントレインメントをご存じないんですか? 積乱雲は上昇する際に周囲の空気を取り込む性質がありますよ。 それで、積乱雲の雲頂の発達が抑えられるはずです。 乾燥空気とまざって雲粒が蒸発しないわけ無いとおもいます。 乾燥空気と混ざれば、雲粒周りの飽和水蒸気圧が上がります。 だから、雲粒が蒸発する→雲頂の発達が抑えつけられる。 (ちょうど、やかんの口から湯気が出て、次第に消えていくのと同じ現象です) で、そうしているうちにも積乱雲自体が徐々に成長し、 雲の中心部分が周りの乾燥空気ともはや混ざり合わなくなって来たら、 一気に積乱雲として発達する。 →つまりある程度、乾燥空気は積乱雲の発達を抑える働きを持つ。 こういう図式になるはずです。 ですが、ページを見つけましたので、ご覧下さい。 http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/59633432.html その中に、乾燥空気が発達の要因とありました。 これについてmanno1966さんはどうお考えになりますか? ぜひ見解を聞かせて下さい。
お礼
>それを説明できますか? 定圧面天気図を水蒸気画像と重ねてみれば、自ずと理解できると思います。 manno1966さんの理解していることを教えていただけますか? 乾燥空気が、積乱雲の発達にどう寄与するのか。 乾燥空気が上空の気圧の谷の存在を示唆しているだけであって、 乾燥空気そのものは、積乱雲の発達に寄与しないとお考えでしょうか?
補足
結局、分からないみたいですね。 残念です。 ベストアンサーにはしますが、もうちょっと納得いく説明が欲しかったです。