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アメリカとラテンアメリカ諸国(特にハイチ)の独立の経緯の共通点と相違点
アメリカとラテンアメリカ諸国(特にハイチ)の独立の経緯の共通点と相違点ってなんですか?教えてください、お願いします。
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- zep19
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はじめまして 中南米諸国を一緒くたに述べることはできませんが、その共通性と合衆国の相違点を見出だすと ・宗教--中南米(カトリック)、合衆国(主に新教) ・生活慣習文化--中南米(イベリア半島)、合衆国(主にアングロサクソン) ・農業形態--中南米(主に大土地所有制)、合衆国(北部は独立自営農民、南部は大土地所有制) ・政治形態--中南米(財産制限選挙制、寡頭支配)、合衆国(普通選挙、民主制) しかし中南米諸国には違いがあります 民族的にはメソアメリカ(中米)、中央アンデス諸国の多くはスペイン系と先住民の混血が多く 例外的にボリビア、ペルー、グアテマラは先住民の割合が多いです ハイチを含むカリブ海諸国、ブラジルなどでは先住民が激減し(ハイチの先住民の主な減少原因は天然痘の流入) さとうきびプランテーション農場などの労働者としてアフリカ系奴隷を移民させました アルゼンチン、ウルグアイはスペイン系、イタリア系の白人中心 アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジル、チリ、メキシコでは輸出経済が順調で都市化が進展 中産階級が増加し、寡頭支配制を打倒しポピュリズム政権が樹立されます 特にアルゼンチンは19世紀後半の冷凍船発明により欧州への食肉輸出が急増し、急速に発達 鉄道など輸送通信インフラが急速に整備され 第一次世界大戦前には一人あたりGDPで日本をも凌ぎ、当時の主要国米英独仏の一人あたりGDPに迫っていました
- tanuki4u
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共通点 ヨーロッパの本国体制のゆらぎ アメリカ合衆国は、七年戦争 南米諸国は、ナポレオン戦争 大きく言えば、第二次百年戦争という英仏の覇権争いのなかでアメリカ大陸への支配力が低下したため http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E6%AC%A1%E7%99%BE%E5%B9%B4%E6%88%A6%E4%BA%89 相違点 南米では、支配層と被支配層という構造が強く残った。 特にハイチでは、独立と被支配層による現地支配層の打倒が同時に起こった。これは、統治の安定性を阻害するものなので、独立後の統治が不安定になった。 ワシントンは大地主で奴隷も保有していました。独立後、奴隷に打倒されたわけではない。ハイチでは独立と奴隷制度打倒が同時に起こっている