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「せめぎあい」は不快な表現?
「せめぎあい」は不快な表現? 野口悠紀雄著 「超」文章法 中公新書2002年発刊 によると 「せめぎあい」という言葉は、「手垢のついた」や「ふれあい」と並んで、 不快感を与える表現なので使用は避けたい、とありますが これは何故でしょうか?
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野口先生がいかなる意味でそう述べておられるのであるかは分りませんが、意味からいえば、「せめぎ合う(鬩ぎ合う)」は、「せめぐ(鬩ぐ)」という言葉を元にしており、辞書には「互いに恨み合う」とあります。 憎しみや恨みを根に持って争うことなので、読む者に不快感を与える可能性がある、ということなのかも。
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- cxe28284
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鬩めぐ=せめぐで辞書を引くと互いに責め恨んで争うとありました。 鬩ぎ合い=互いに対立して争う事 選挙の際なんかは使われているのではないでしょうか。個人的なせめぎ合いは嫌ですね。 スポーツなんかでは、使えないでしょうね。fairな争いですものね。 触れ合いも駄目なんですか?うちの近所に街づくりふれあい会館というのがありますが これは広辞苑では互いに触れることの外にちょっとした交流「心のふれあい」 となっていました。ひらがなだと言葉の印象がずいぶん違いますね。
- SPS700
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僕は別に不快な表現とは思いません。下記の二つの辞書にも、何の注記もなく出ています。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/108817/m0u/%E9%AC%A9%E3%81%8E%E5%90%88%E3%81%84/ http://kotobank.jp/word/%E9%AC%A9%E3%81%8E%E5%90%88%E3%81%84 ただ普通使いません。使うのは下記の詩経の文句を引用する時ぐらいです。 兄弟牆(かき)に鬩(せめ)げども、外(そと)その務(あなどり)を禦(ふせ)ぐ 〔詩経(小雅、棠棣)〕家の中で兄弟が内輪喧嘩をしていても、外から侮辱を受ければ、共にそれを防ぐ。
お礼
「せめぐ」という言葉のマイナスイメージを懸念しておられるのですね。 良回答は僅かに早いタイミングでご回答下さった方にします。 皆さまありがとうございました。