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古文勉強法
古文勉強法 受験生です。 古文の勉強法について質問です。 私は夏休みが始まるまでに文法を一通りやったので、夏休みからは本格的に読解をしていこうと思っています。 そこで河合塾の私大古文演習で読解を進めていこうと思っています。 私はセンターでしか古文を使わないのですが、この問題集でも大丈夫でしょうか? そして夏休み以降の古文の勉強は読解だけでいいでしょうか? また、漢文はいつから始めたほうがいいと思いますか? 回答よろしくお願いします。
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受験のトリックに関しては全く分らないのですが、私は昔受験の頃、 『雨月物語』上田秋成(岩波文庫) を現代語訳や受験用の解説なしで読みました。余り厚くなく、怪奇物でマンガを読んでいる気分で読めました。一つ一つ物語が別れているので、その点でも読み易かったです。始めの数頁は一寸大変でしたが、直ぐに慣れて後はどんどん読めるようになりました。その後、受験用の古文を読む事に自信がつき、文法はともかく、そこに何が書いてあるのかは分るようになりました。また、これが切っ掛けで、受験中でも、他の短めの古典を読んで楽しめるようになりました。 今の受験生は可哀想ですね。明治から昭和にかけて生きた、世界的な偉人で奇人とされた南方熊楠は、粘菌学者で、日本民俗学の創始者の一人で、日本最初の環境保全運動家で、また、世界で最も権威のある科学雑誌とされるイギリスのネーチャー誌に日本人として最も多く掲載が許され、未だにその記録が破られていません。南方熊楠は大学を出ていませんが、彼はあの分厚く膨大な『今昔物語』を15歳のときまでに、全巻筆記し終えております。また、30歳で亡くなった高橋貞樹は1924年に、歴史に残る『被差別部落一千年史』(岩波文庫)を19歳のときに書き上げました。そのことを考えると受験なんて生易しいのだと思いますので、どんどん先に進んで下さい。