- ベストアンサー
「おしむらく」の「らく」とは何ですか。
「おしむらく」の「らく」とは何ですか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
らく (接尾)〔上代語〕 上一段動詞の未然形、上二段下二段カ変サ変ナ変の動詞および 助動詞「つ」「ぬ」「しむ」「ゆ」などの終止形に付く。 (1)上の活用語を体言化し、「…こと」の意を表す。 「く」とともにク語法、またはカ行延言の語尾とも呼ばれる。 ※ク語法…活用語の語尾に「く」が付いて、全体が名詞化される語法。 「思はく」「願はく」「見らく」「散らまく」「言ひしく」などの類。 (2)「告ぐ」「申しつ」などに付いて、引用文を導き、 「…ことには」「…のには」の意を表す。 ※中古以降は造語力を失い、「老いらく」など二、三の語にのみ 固定的に残ったが、後世に誤った類推から「望むらく」のように、 四段活用の語にも付いた形が現れた。
その他の回答 (2)
- kimosabe
- ベストアンサー率59% (137/230)
回答No.3
キーワードは「ク語法」です。検索なさってみてください。Wikipediaなどが参考になると思います。Wikiの「起源」の部分は大野晋の「アク説」をふまえた記事になっているようです。
質問者
お礼
く語法ですか。ありがとうございます。そのような語法があるとは勉強になりました。
noname#115824
回答No.1
通常は『惜しむらくは』と使います。 【惜しむらくは】 [連語]と言います、 「おしむ」 +接尾語「らく」 +係助詞「は」。副詞的に用いる 惜しいことには。残念なことには。と言う意味で、 使い方は、『いい人だが(惜しむらくは)人情味に乏しい』のように使います。
質問者
お礼
ありがとうございました。らく=こと、ということでしょうか。
お礼
ありがとうございました。願はくは、と同類とは勉強になりました。