それはあなたが[楽]の存在意味を取り違えてしまっているからです。
常識や道徳や世間体や慣習などに過度に縛られず、飽くまで自分の本音を大事にした考え方で生きることで、余計な精神的負担や苦しみの軽減をはかり、常に自然体でいられる境地を目指す。
・・・それがあなたにとっての[楽な]生き方ですよね。
確かにその[楽]の捉え方自体は間違っていないのですが。
問題は、あなたがその[楽だけ]を求めて生きようとしていることです。
本来は[楽]の対極に[苦]があってこそ[楽]の存在意味も価値も認められるのですが。
もう私は働けないからとあっけらかんとして開き直り、あなたが嫌いな
常識や道徳や世間体や慣習などと向き合う[苦]の時間を一切放棄してしまっては。
本当の意味で自然体に[楽に]生きる段階へも決して到達はされないでしょう。
現にあなたは今、生活保護で安定しているならもう全然気にしなくてよいはずの、常識や道徳や世間体や慣習に対して異議を申し立てていますよね。
ただ[楽に]生きていたいのならもう放って置けばよかっただけのはずの[苦]を、わざわざネット上まで拾いに来てしまっているでは無いですか?。
人生どうせ[苦]からは逃げられないのです。
だから常に前を向こう。
嫌なことがあっても一々気にしても落ち込んでも悩んでも仕方無い。
仕事に人間関係に、何もかもが上手くいかない時があっても、それはそれでドンマイドンマイ。
風呂入って飯喰って、思う存分好きなことしてさっさと忘れよう。
自分の生まれつきがどうとか、過去のトラウマがどうとか、能力や適正の無さがどうとか、童貞卒業してないからどうとか、年齢がどうとか。
そんなこと、他人は一々問題にしたりはしない。
どんな境遇に居ても活路を見いだして、突破口を得ようとひた向きに頑張る姿に、人は必ず共感してくれる。
味方にもなってくれる。
だから現実に不満を垂れたり弱音を吐いたり、自分の不幸を人のせいにしたり、開き直ったり、している暇があったら、今の状況から自分に出来ることは何かを必死で考える。
どんな状況からでも、そこから前進する為に出来ることは必ずある。
一度なりとも[絶対に前に跳ぶぞ]と本気で覚悟さえ決めてしまえば、それこそ案外簡単にその方法は見つかる。
開き直るしかない人生なんて無い。
不幸や怠惰から抜け出せない人は、他人との要らぬ比較による絶望感や自意識過剰が原因の自己嫌悪で思考停止に陥ってしまっているだけ。
人生に於ける[苦]と[楽]の循環の意味を知りそして受け入れて下さい。
今に集中して生きること、余計なプライドを捨てる勇気、人を好きになる覚悟の三本柱を忘れずに。
思いきって視野を明ければ、世界はあなたの敵なんかでは無いことに、ハッキリと気づけるはずですから。