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大学の研究でガスクロマトグラフィーを使っているんですが、
大学の研究でガスクロマトグラフィーを使っているんですが、 溶媒の違いによって、リテンションタイムに差は出てくるでしょうか? 例えは、ヘキサンにとけた乳酸ブチルと酢酸エチルにとけた乳酸ブチルではリテンションタイムは変わりますか?
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- jirofusetani
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No.5のものです。すみません,ガスクロですね。勘違いしていました。無視してください。
- jirofusetani
- ベストアンサー率71% (5/7)
普通,溶媒を変えると保持時間は変わります。主に粘度の違いが原因で移動相の速度がわずかに変わってきますので,勿論溶出時間も異なるわけです。
- mokotann
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若干意味が違うかもしれませんが、溶媒効果:ソルベント効果(凝縮効果)というものがあります。 特定の条件の時に差が大きくなる場合もあります。もっとも、RTは余り変わらないで、ピーク形状、高さの変化の方が大きいですが。 参考まで。
- kasudako
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ガスクロマトグラフィーでは,一般的には溶媒によって分析対象のリテンションタイムは変わらないと考えます. しかし,実際には変わることはあります. 今回の場合,クロマトグラフィーの特性というより,エステル交換が起こっていると推定されるます. ヘキサンでは,分析対象は乳酸ブチルのままですが,酢酸エチルにとけた乳酸ブチルはエステル交換反応で乳酸エチルになっているのはないでしょういか.
- kagakutaro
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通りすがりのものです。 質問の直接の回答ではありませんが、もし同じ化合物かどうかを確かめたいのであれば、その二つの溶液を少し取り出して混合したものをガスクロに打ち込めばはっきりします。前の方の回答の通り、ちょっとした条件の違いでリテンションタイムは狂ってきますが、混ぜてやれば同じ化合物であれば同じリテンションタイムで出てきます(一本のピークになるはずです)。 とりあえず化合物を確認するにはこれが一番手っ取り早いです。 ご参考まで。
本来は「変らない」と言いたいですが、どんな状態で分析したのかが詳細に分からないと断言出来ないのです。 そもそも同じ乳酸ブチルだけをガスクロに打っても、リテンションタイムが同じとは限りません。 厳密には濃度や量だけでも変化するのです。 ですから、定量などにガスクロを使うときは、検量線作成時と出来るだけ同じ状態で分析することが求められます。
お礼
はやい回答ありがとうございます。 ちなみに、ヘキサンに溶けている乳酸ブチルは標品の乳酸をブチル化→ヘキサンで抽出→濃縮で打ちました。 酢酸エチルにとけている乳酸ブチルは山羊の胃の内容物→除タンパク処理→ブチル化→酢酸エチルで抽出→濃縮して打ちました。 その結果、ヘキサンに溶けた乳酸ブチルのピークとおなじリテンションタイムのピークが検出できませんでした。これは、やはりブチル化がうまくいってないと考えた方がいいのでしょうか? ちなみに、濃度や量での変化はどれくらいだと考えられますか? 質問しまくってすいません・・・