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実現可能か別として、浮遊都市って作る意義があると思いますか?
実現可能か別として、浮遊都市って作る意義があると思いますか? SFには浮遊都市がさらりと登場したりしますが あれってどういう意義で作られているのでしょう? □地上が人口過密 □地上が汚染などで住めない □浮遊していると好きなところに移動できる □単に楽しそうだから 他にメリットがあれば教えてください。 日照権などのデメリットも。 私はラピュタ人で 飛行石を持っているので、浮遊させたい時はいつでもアポください。
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>SFには浮遊都市がさらりと登場したりしますが 空中浮遊都市は、アメリカの構造力学者、バックミンスター・フラーが50年以上前に論文を発表しています。(つまり50年前の技術を以てしても、理論的に実現可能ということ。) 直径が1マイル(≒1.6km)にも達する都市を浮上させるメカニズムや地上との交通方法などは御質問から外れるのでハショりますが(論文では、いずれも実現性を理論的に説明しています)、空中浮遊都市の必要性は、フラーの主張によると・・・ ※土地問題、環境問題の解消 デスバレーや海上など、平らな土地が無かったり都市建設に相応しくない環境など本来都市建設が不可能な場所に大都市が建造可能になる、というモノ。 フラーの論文には記載されていなかったと思いますが、御指摘通り人口問題や地上の汚染に対しても、浮遊都市はメリットが大きいでしょう。 ※天候に左右されない。 フラーの浮遊都市は浮力を得る関係で巨大なドームに覆われていますが、これが天候に左右されない都市活動を生む、という話。 ※移動がラク まさしくスキなところに移動出来るという話ですが、地震や火山噴火などの大災害時にも都市全体を空中曳航して移動させる事が可能になります。 また、季節に応じて都市活動に相応しい場所に移動出来る、などということもありました。 ・・・つまりアニメを作ったりSF小説を書いているヒト達とは別に、学問で武装した研究者の間で既に空中浮遊都市は議論されている、ということです。 >私はラピュタ人で 飛行石を持っているので、浮遊させたい時はいつでもアポください。 フラーの計算によると、飛行石など無くても殆どエネルギを使わず都市を浮上させる事が可能とされています。
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- apple-man
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渡り鳥とおんなじで、いつでも気候のいい住みやすい ところに移動できていいんじゃないですか。 >あれってどういう意義で作られているのでしょう? ラピュタも利用されそうになっていましたが、 空を自由に移動できる要塞という考え方は 19世紀のジュールベルヌの作品に 出てきたもので、世界征服の道具なんです。 「世界の覇者(征服者ロビュール)」という作品です。 20世紀に映画化されたときは、巨大な 飛行船として描かれていましたが。 http://www.youtube.com/watch?v=rjxO5Z4nNq0&feature=related 特に19世紀まではまだ戦闘機なんかあり ませんでしたから、浮遊できる要塞都市というのは どの国からも攻撃されず、一方的に地上の 国々を攻撃できる最強の存在だったんです。 今だと、軍事衛星に狙い撃ちされちゃうかも しれませんが。
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まずは軍事的な効果があるでしょう。 沖縄の米軍基地の代わりに、空中に飛行場を作れば、少なくとも「第一撃」用には効果があるでしょうね。 簡単に壊れちゃうのではあまり意味は無いですが。 なおバックミンスターフラーの研究は緻密ですが、実際に構築するのには無理があるようです。 また、あなたの飛行石があなたを主人と認めてくれる「限界」があるでしょうから、あまり古代のギミックに不合理な要求はしない方が良いと思います。
お礼
ありがとうございます
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