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「譲」と「喪」の下の部分の「衣」という字の「ノ」がついている字と付いて

「譲」と「喪」の下の部分の「衣」という字の「ノ」がついている字と付いていない字があります。 どんな意味づけがあるのでしょうか。あわせて覚え方を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • trgovec
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回答No.2

「ノ」がついているものの多くは「衣」という字を含んでいます。「衣」は着物(中国のですが)の特に襟のところをかたどった象形文字で、楷書の書体で現代のような形になりました。 その襟のところは少々大げさに書けば「∧∧」のような形で合わせ目を表現していたため、楷書でも合計四本の線があるわけです。 表 < 衣+毛(ひらひらする上着。おもてに着るもの) 衷 < 衣+中(内側に着る肌着。内側) 裏 < 衣+里:音を表す)(着物の裏) 裳 < 衣+尚:音を表す)(もすそ) 哀 < 口+衣:悲しみの声を読みの近い文字で表したもの)(かなしい、あわれむ)※ころもとは関係なく「衣」は読みだけのため しかし「譲」のような複雑な形声文字で、読みを表す部分に「衣」があってもそれは単なる発音記号のそのまた一部で、「譲」の意味に「衣」を求めることは不可能です。もちろん#1で言われているように読みを表す「襄」の成り立ちまで踏み込めばなぜ「衣」があるのか納得することはできますが、それは実用とはまた別のことです。 「喪」「長」などはもともと「衣」とは関係ないところから発達したもので、楷書でたまたまよく似た形になったものです。 「ノ」のない方が少ないですからそちらを間違えないように重点的に覚えればいいと思います。

tabtab9
質問者

お礼

お礼がおそくなってすみません。 >楷書でたまたまよく似た形になったものです。 こういうのって、結構、つらいです。 最終的には、覚えるしかないのでしょうけど。 だんだん、忘れるのに加速がついてまいりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • kitasan2
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回答No.1

 「譲」は、旧字「讓」で、「言」につかむ意味と音を示す「襄」から成り、もと、命令でつかむ、統率する、ひいて、みまもる、「まもる」意を表す。さらに「襄」は、衣と音符「 」(はらう)から成り、衣を払いのける意味を表す。  「喪」は音符「亡」(人がかくれる意味)と音符「 」(木の葉が落ちつくす)からなり、人が死んでなくなる、ひいて、ものを失う、ほろびる意を表す。  と角川書店の「漢字源」にありました。「 」はフォントがありません。「喪」は、「衣」と関係がないようです。

tabtab9
質問者

お礼

お礼、おくれてすみません。 最近、「あの漢字、どんなんだったけ」みたいなことが多くて、 おぼろげにはわかるのですが、今回のような「ノ」がつくのとつかないのとか、 はねる、はねないとか。 だんだんと微妙なところであいまいになってきます。 歳のせいでしょうか・・・・