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現在マウスの胚盤胞からtotal RNAの精製→定量実験を行っています
現在マウスの胚盤胞からtotal RNAの精製→定量実験を行っています。 最終的にはマイクロアレイにかける予定です。 (数十個~100個近く集めるので、例えばsingle-cellを増幅するような特別な方法はとりません。) その定量が、今うまくいっておりません。 blastocyst 1個=2 ngだそうなので、30個=60 ngとして精製していますが、 微量専用の電気泳動で定量すると、数ngと出てしまいます。 brain total RNA60ngをcontolとして同様の処理を行うと、そちらは多少のロスがあるものの、 リーズナブルな量が定量できます。胚になるとどうもダメなようです。 リアルタイムPCRしても、やはり狙ったサイクル数より多くなってしまいました。 マウス胚は、IVFした後胚盤胞まで培養し、少量の培養液と共にエッペンチューブに移し、 すぐにTrizol 200ulを足してよくピペッティング→-80℃保存、という形で回収しています。 いつも培地からそのままエッペンに移しているので、 回収時にmineral oilが含まれているとダメかと思い、brainのサンプルをwith oilバージョンで 試したのですが、non-oil バージョンと収率は変わりませんでした。 哺乳類の胚あるいは卵からtotal RNAを精製し、定量したことのある方、 ご存知のことがあれば教えて頂ければと思います。 よろしくお願い致します。
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- nayu-nayu
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RNeasy Micro Kitを進めたのは経験上、Trizolよりも効率よく採取できるからです。 初期胚からとったことはありませんが、TrizolだとDNase処理まで含むとかなりロスすると思います。 もしかしてRNeasy Micro Kitの遠心を4℃で行っているということはありませんか? (遠心は室温で行うプロトコールだったと思います) 解決しなければココでの質問を締め切った後に「バイオテックフォーラム」で質問してみてはいかがでしょうか。
- nayu-nayu
- ベストアンサー率25% (967/3805)
RNeasy Micro Kitを使ったほうが良いと思います。
補足
以前RNeasy Micro Kitを使ってみたのですが,それでも収率は数ngでした。 カラムを使うと,どうも膜へのRNAのひっかかりが気になり, 結局今はTrizolで行っております。 nayu-nayuさんがなぜRNeasyを勧めてくださるのか, その理由を教えて頂ければと思います。