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法律の問題

以下の問題を1つでもいいので答えてください。 1、法律上の取引の主体について具体的に説明し、さらに制限能力者について説明しなさい。 2、物件の種類と債権についてそれぞれ説明した上で動産と不動産の相違について述べなさい。 3、契約と言う行為に対して具体的に説明しさらに民法上規定されている契約についても述べなさい。

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  • kame1417
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回答No.1

学校の宿題ですか? 質問の範囲が明確でないし、質問の趣旨によって回答の書き方も違ってくるの ですが簡単に一般論で回答します。 1. 取引の主体とは「権利・義務の主役となれる資格です(つまり自然人・法人の事です)」 国語的に言うならば、「主語」と「述語」の「主語」に当たります。 法律的には、主語と述語と同じような意味で、権利の「主体」と「客体」と言います。 超簡単に言えば「取引などの行為を行う人」です。 制限能力者とは、能力の制限により法律により保護されている人を言います。 具体的には、未成年者(20歳未満の人)、成年被後見人(痴呆の方)、被補佐人 (ちょっと痴呆の方)、被補助人(ほんのちょっと痴呆の方)の事です。 これらの人が取引の主体となって契約や売買を行うには、面倒を見てくれる人(法定 代理人と言います)の同意などを得る必要があります。この同意を得ないでした契約 は取り消す事ができます。 制限能力者が、社会的に不利益をこうむらないようにするためです。 2. 「物件」と書いておられますが、多分「物権」という事ですね? 「物権」とは「人が物を支配する権利」の事です。先の例で言えば、主体が人、客体が 物ということになります。 鉛筆を買えば、それは自分のものになります。以後自由に使用し、人に貸したり、捨て たりできます。つまり、人が物を支配しているという事です。 「債権」とは「人が人に対して有する権利」の事です。主体が人、客体も人という事です。 人にお金を貸した場合、貸した人(債権者)は借りた人(債務者)に「金返せ!」と言え ます。つまり、人が人に対して権利を有しているという事です。 不動産とは「土地」と「土地の上の定着物(つまり建物)」の事です。 動産とは「不動産以外のもの(時計や鉛筆など)」です。 両者の相違としては、不動産は高価なため「登記制度」があります。これは法務局の 登記簿という紙に(最近はシステム化されているものもあります)、「この土地と建物は ○○さんのものです」と書いて、公に示す必要があります。これをしないと「この土地は 私のものだ」と主張する事ができません。 動産(時計など)は、この「登記制度」がありません。いちいち時計を買ったり貰ったり した際にわざわざ法務局に行って登記すると面倒ですよね。動産(時計)の場合 「この時計は私のものだ」と主張するためには、現物の「引渡し」が必要です。 3. 契約行為とは、Aさんの「物を買いたいという意思」とBさんの「物を売りたいという 意思」の合致で成立します(つまり契約書は不要です)。 民法上は13種類の契約類型があり、これを典型契約(有名契約とも言う)と言います。 例えば、売買、贈与、賃貸借、消費貸借、雇用契約などです。 (逆に民法上にない契約を非典型契約(無名契約とも言う)と言います) 13種類の契約の説明を書くと膨大になるので、とりあえず上記のように簡単に記載して おきます。詳しくは「有名契約、無名契約」などで検索すると、詳しく説明してあるHPも ありますので自分の見やすいところで調べてみてください。 以上、簡単に書いたつもりなので、説明をはしょったり厳密に言うと例外のある部分も ありますが、とりあえず一般論を簡潔にまとめてみました。 朝の4時頃「すぐに回答欲しい」で質問しておられましたので、今頃書いて間に合うかが 心配ですが・・・(学校の宿題だったら間に合わないですね)。 ではでは。