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アゴの長さと声質は関係する?
アゴの長さと声質は関係する? 音楽の先生が、アゴの長い人は歌手に向いていると言っていましたが、どういう理由なんでしょうか。 首が長いと声が低くなるのは分かります。 しかしアゴと声がどう関係しているのか全く分かりません。
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noname#116092
回答No.1
音というのは物が震えることで、空気を一定周波数で揺らしたときに発せられます。 この物の震えのことを共振といい、震え易い周波数のことを共振周波数といいます。 これは物の素材そのものもそうですが、形状によって大きく変化します。 一見空気の通り道ではない顎が影響を与えるというとおかしく聞こえますが、 例えばコップに取っ手一つ付けるだけで、コップの震え易さが変わります。 すると、叩いたときの音が変わるというのは想像できるでしょうか? 楽器で言うとソプラノリコーダーとアルトリコーダー、 あるいはバイオリンとコントラバスなんかも原理的にはそういうことです。 もちろん穴や弦の大きさそのものも違いますが、 その外側の形状が「響き」にかかわってきます。 物理的に言うと共振する周波数が変わります。 それによって、「その物」を揺らしたときに鳴る音が、 軽い音になったり、重い音になったりと違いが出るのは確かです。 ですから、どちらが良いとは言い切れませんが、 アゴが長い人が短い人よりも希少であるとすれば、 普通の人が出せない音声を出せる可能性が高いですから、 歌手として求められる可能性は高いと言えるかと思います。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 なるほど骨格によって音の響きが変わるのですね。 顎が長いほうが重い声になるということでしょうか。