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判例の元となる事件簿みたいなのありますか?
法律の勉強をしています。その中で判例を読むことがあるんですが、判例とはどのような判決がでたかと論点や学説に重きを置いているようで、実際その元となる事件がどんな事件だったのかってあまり詳しくのってませんよね。一番いいのは判例も事件の概要も詳しく載っているのに越したことないんですが、なければその事件がどんな事件だったのか詳しくわかる事件簿のようなものってあるんでしょうか?
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例えば、最近私が読んだ本ですが、 棟居快行ほか『基本的人権の事件簿』(有斐閣)なんてどうでしょ? 判例集の事例を噛み砕いて事実の概要を説明してます。 あるいは、事件当時の新聞や世相評論を読んだほうが、人によっては(少なくとも私にとっては)面白いのかもしれません。判例集読んでも事件のイメージがわかないものも結構ありますし、法律の言語は、難解・不可解なものが多いですし。
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- daytoday
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「判例解説書みたいなのがあれば」ということに関してであれば,「財団法人法曹界」で出している「最高裁判所判例解説」という出版物があります。 年度毎に民事・刑事編にわかれていて,判決要旨,事案の概要,1・2審の裁判と本判例の説明や関連する主要判例,主要学説,本判例の意義,参考文献などが収められています。なお,原文そのものが載っている訳ではありません。 私の場合,仕事上必要があったため眼を通さざるを得なかったのですが,普通の学生の身(司法試験や公務員受験者)ではこのようなものはのめり込みすぎと言わそうな書です。
お礼
御礼が遅くなり申し訳ありません。 なるほどそういうものもあるんですね。 しかしおっしゃるとおり、ここまでするとのめり込みすぎかもしれません。もう少し気軽な資料で・・・と思ったんですが。 どうもありがとうございました。
- Lorenzini
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法律の勉強をしているということで。 判決は判事が書くことになっていますが、事実の調査は調査官が非常に大きな役割を果たしています。調査官の見解が判決に大きな影響を与えることも否めません。調査官の見解は、俗に言う調査官解説で読むことが出来ます。大学の書庫などで読めます。
お礼
お礼が遅くなり、申し訳ありません。 調査官解説なるものがあるんですね。 興味ありますが、そうそう大学の書庫なんかにいけるものではなさそうです。 どうもありがとうございました。
- law_amateur
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判例の元になった事実を知りたいというのはよいことですね。 ところで,判例を読むって,どのような本で読んでいますか。判例百選とか,重要判例集などといったもので読んでいませんか。 判例を読むという以上は,基本は,判決文の原文に当たることが必要です。法律的に意味のある部分だけを抜き出してある要約本は,事実関係の部分が抜けていることが多いので,話が抽象的すぎて良く理解できないことがあります。ですから,分からない時は,出典にあたる必要があります。 その場合でも,判例雑誌の場合には,紙幅の関係で全文が掲載されていないことがあります。そのような場合でも,いわゆる白表紙(最高裁判例集とか,下級裁判所判例集などという最高裁が出しているオフィシャルなもの)にまでたどり着けば,原文を読むことができます。 最近の最高裁の判例は,そこで示された法的判断を導くのに必要な原審での事実認定を要約して示すようになりました。昔の判例に比べれば随分分かりやすくなったと思います。これは,最高裁のホームページで原文を見ることができます。 それ以上に,具体的な事件簿のようなものはありません。
お礼
回答ありがとうございます。おっしゃるとおり判例百選とかで読んでいます。原文だとなんだか長くて余計に理解できなかったからです。なんか判例解説書みたいのがあれば一番いいんですけどね。
お礼
お礼がおそくなって申し訳ありません。 おもしろそうな本ですね。早速探してみます。 ありがとうございます。