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判例を見て欲しい
民事裁判のことなのですが、 裁判官に過去の判例を見て欲しいと思っています。 裁判所のほうでも、当該事件に関係する過去の判例は必要であれば見るだろうと推測されますが、やはり見てくれているかどうかは不安です。 そこで判例を見て欲しいと思うわけですが、 ネットで検索した上で判決まるまるプリントアウトして提出する、一部に付き提出する、攻撃防御の必要に応じてそのつど提出する、判例でなくて、新聞の記事を提出するなどいろいろなバリエーションがありそうですが、いろいろ教えてください。 事件名だけ指摘して、判例の中身は裁判官に見てもらうというのが、郵送のコストも抑えられていいと思いますがいかがでしょう。 よろしくおねがい致します。
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No.1の方の言われるように、自己の事件であれば、単純に、訴訟における主張の中で、判例の存在と、それに対する自己の解釈、本件における関係を指摘すればよいでしょう。 特に、特定の判例を見てほしいなら、明示的に主張すべきでしょう。なぜなら、判例といっても解釈に揺れがあり、またそこに示された基準に対する当てはめにも幅があるからです。さらに、不法行為における過失割合の認定を争うときなどは、自己に有利な裁判例を指摘するのとしないのでは、主張の説得力が明らかに違います。そして、そのような裁判例はマイナーなことも多く、裁判官も知らない、気が付かない場合も少なくないでしょう。 具体的には、答弁書に以下のように記述すればよいでしょう。 e.g.1 最高裁判所昭和XX年XX月XX日大法廷決定も「・・・・・・・」とし、○○はXXであることを肯定している。しかるに本件では・・・ e.g.2 ○○の場合においてXXであると認めた裁判例もあり(東京地裁昭和XX年XX月XX日・判例時報XXXX号XX頁)、本件は△△の場合であるから・・・ e.g.3 この場合が、○○にあたらないのは、XXに関する平成XX年の判例も認めるところである。 必要部分の引用・要約をすれば十分です。全文の添付などしては、それこそ「釈迦に説法」であり、「そんなもん持ってるよ」と印象を悪くされかねないでしょう。
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- tokuda-sinnosuke
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判例を見てもらいたいなら、準備書面のなかで2番の人が書いているようなふうに指摘したうえで、判例時報・判例タイムズの該当記事をコピーして添付すればいいでしょう。 そうすれば、裁判官がわざわざ資料室まで行く手間が省けて、非常に良いと思います。
あなたがかかわる裁判に関して担当判事に判例を送り付けたいということなんでしょうか。個人的には「喧嘩を売っている」としか思えませんけど。まあ冗談はさておきもしあなたがかかわる裁判でのことならば裁判の中で例示していけばいいわけですし裁判官と直接なにかをするなんてやっちゃいけないと思いますよ。(その辺りの法律はすっかり失念)
補足
ありがとうございました。 ご意見参考にいたします。