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猿払事件の

猿払事件のレポートを「論点」「学説」「判例」を中心にまとめることになったのですが、 「学説」に当たる部分がわかりません。 (他はわかるのですが) 「学説」の対立があるのであれば、教えてください。 よろしくお願いいたします。

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  • DoubleJJ
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回答No.2

猿払事件は郵便職員が選挙活動に加担したということで処罰された点につき公務員の選挙活動が争点になって争われた事件です。 この事件で問題となったのは郵便職員が勤務時間外に公営の掲示板に選挙ポスターを貼った行為につき処罰されたことです。 公務員といっても実際には普通の労働者にすぎません。確かに行政というものは中立性が要求されますので、行政が政治的色彩を帯びてはこまりますし、勤務時間内に選挙活動をされては行政サービスに支障が出るでしょう。 しかし勤務時間を終了すればその後の行動は自由ではないのか。政治的活動といっても実害のあるものからないものまで様々なので個別具体的に判断するべきではないのかとの主張がなされました。 しかし判決はこの点を十分に審理せず公務員である限りはどのような態様でなされようとも政治的活動は全て禁止されると解したため学説からの激しい批判を浴びました。 学説は公務員は憲法秩序の構成要素であるため、政治的活動に制限を受ける。しかし制限を受けるといっても無制限ではなく、公務員の地位や職務権限、勤務時間外か時間内か、政治的活動をするにあたって公的施設(=職場)を用いるか用いないかによって、個別具体的に政治的活動の違法性を判断するべきだとするのが一般的です。

noname#7766
質問者

お礼

わかりやすい解説で本当に助かります。 そのままレポートにしたいくらいです・・・・(笑) 判例って言葉が難しくて、まわりくどいので、もっと普通に書いてくれ~といつも思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • shoyosi
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回答No.1

 学説はあまり、対立がないようです。最高裁判所判例のように、合憲説はなくて、程度の差はありますが、ほとんどが違憲説に立っているようです。下のHPに学説が詳述されています。

参考URL:
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/publicservant/ps-footnote.htm
noname#7766
質問者

お礼

ありがとうございます。 HPを見ながら、もう一度見なおしをしようと思います。 参考になりました。

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