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gibbsの吸着等温式の導出の仕方を教えてください。参考書等をみても何

gibbsの吸着等温式の導出の仕方を教えてください。参考書等をみても何から導くのかさっぱりです。

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  • jamf0421
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回答No.2

最初に界面を考えるのですが、本来はαという層とβという層の間のある幅で急激に成分組成が変わっている部分です。界面の位置をどうとるかなどは問題なのですが、細かい議論はしないことにします。 G’=G-(Gα+Gβ)...(1) ここでGは全体のGibbs自由エネルギー、Gα、GβはそれぞれαとβのGibbs自由エネルギーです。こうしてG'なる界面Gibbs自由エネルギーが定義されます。 ある成分iの界面でのモル数についても ni'=ni-(niα+niβ)...(2) と書けます。界面の面積をaとするとき Γi=ni'/a...(3) で単位面積あたりの界面のiの量を表わせます。これを界面過剰量といいます。 さて、Gibbs自由エネルギーを表面張力(単位長さあたりの引っ張り合いの力=単位面積当たりのエネルギー)と面積の積を含む形で書きます。系のなす仕事の原因が圧力に体積膨張をかけたものの場合 U=q-pdV と通常書くように、示強変数をγ(表面張力)、自量変数をa(表面積)として U=q+γda とするのです。今度は表面積が増えるとそれだけエネルギーが上がります。これの結果としてG=E+PV-TSの代わりに G'=E-γa-TS...(4) となります。この時dG=-SdT+VdP+Σμidniという一般式の代わりに dG'=-S'dT-adγ+Σμidni'...(5) となります。μiについては平衡のとき、α、β、界面ともに等しい値になっています。 あとはGibbs-Duhemの式を導くのと同じ処方を使って式を変化させます。G=ΣμiniをG'=Σμini'と読み変えます。これを(5)に代入すれば Σdμini'=-S'dT-adγ...(6) これの両辺をaでわり(3)を使えば dγ=-s'dT-ΣΓidμi...(7) となります。但しs'=S'/aです。 これで温度一定ならば dγ=-ΣΓidμi...(8) となります。これがGibbsの表面張力式です。ここで考えるのが一成分ならば dγ=-Γdμ...(8)' です。これから先がよくわからないですが、もし吸着するものが気体ならば、その化学ポテンシャルはμi=μi(T)*+RTlnPiになりますので、 dμi=RTdlnPiとなります。(Piは分圧です。)そうすると(8)'は dγ=-ΓRTdlnP=-ΓRTdP/P Γ=-(P/RT)(dγ/dP)...(9) というかたちになり、単位表面積あたりの吸着量が表わされますが...

753315deth
質問者

お礼

詳しく教えていただきありがとうございました。非常に参考になりました!

その他の回答 (1)

  • swisszh
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回答No.1

1)Gibbsの吸着等温式の導出はそう容易ではありませんが、次のようにGoogle でさがせば、非常に参考になるかも。 2)Googleは日本語でなく、英語で入れて、gibbs adsorption で入り、Wikimediaのこうを見つけ、その4つ下に、gibbs adsorption isotherm を見つけ、それをopenすると導出がみつけられる。英語ですが、わかるとおもいます。 Wekimedia のも、日本語に訳したらわかるかも。その他にも まだありますが、その2つでいいかも。

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