ベストアンサー 光以外の素粒子を使って測定しても、不確定原理は成り立つんでしょうか? 2010/06/01 23:39 光以外の素粒子を使って測定しても、不確定原理は成り立つんでしょうか? また、成り立つとしたらその導出、というか根拠も知りたいです。 みんなの回答 (3) 専門家の回答 質問者が選んだベストアンサー ベストアンサー 201005241941 ベストアンサー率33% (3/9) 2010/06/04 20:51 回答No.3 どうも、初めまして! 電子等の運動は量子力学が支配しておりまして、その学問は「重ね合わせの原理」と「不確定性原理」から成り立っております。 よく、不確定性原理の説明としてγ線顕微鏡の話が出ますが、私はお薦め出来ません。不確定性原理の本質を知る上で障害となるからであります。あれは 「粒子は点状で、γ線を当てたら、運動が乱されちゃった」 ってな感じで、まるで観測の結果「もやもや」が現れたみたいです。 しかし、人が観測しようがしまいが、「もやもや」なのであります。 例えば、水素原子。電子が核に落ちないのは不確定性原理のお陰です。軌道電子が核に落ちようとすると、 h≧?x?p に従えば、核の範囲は小さ過ぎるので運動量が大きくなって飛び出してしまいます。この状況は人が観測しようがしまいが成立します。 さて、微分同士の掛け算は dx×dy=dxdy ではなくて、 dx×dy=ydx+xdy となります。すると、位置と運動量の関係は -ih(d/dx)(xψ)=-ihψ+x(-ih(dψ/dx)) p(xψ)=-ihψ+xpψ px=-ih+xp px-xp=ih ただし、ここ4列のhはプランク定数でなくてディラック定数の方。エイチバーの出し方が分かりませんでした(汗)。 また、量子力学では粒子を点状として扱いますが、場の量子論では波として扱います。波でしたら 「範囲を狭べれば、回折の度合いが大きくなる」 という事になりますので、こちらの方が不確定性原理としては本質を語っているでしょう。 キーボードの扱いがヘタでスミマセン…。 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 その他の回答 (2) masudaya ベストアンサー率47% (250/524) 2010/06/02 08:54 回答No.2 #1さんの通り,少なくとも数学的には不確定性原理は演算子の交換関係から導かれます. 導出はWikiにでていますので,参照ください. このため,交換関係が0でなければ不確定性も持つことになります. ちなみに,不確定性は波動を用いている限り量子論でなく古典論でも成立します. 波動の不確定性は要するに波長より極端に小さい物は見えないと言うことです. 参考URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E6%80%A7%E5%8E%9F%E7%90%86 質問者 補足 2010/06/03 10:16 なるほど。 古典的にも成立するということは、何らかの波と粒子でもマクロな系で再現可能ということでしょうか? 例えば水面に浮かべたボールで実験するとか。 ボールの直径が波長より小さければ散乱するのは理解できますが、ボールに運動量を与える、というのがよく理解できません。 どのような現象が起きているのでしょうか? 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 Tacosan ベストアンサー率23% (3656/15482) 2010/06/02 00:40 回答No.1 えぇと.... 不確定性原理って, 演算子の交換関係から出てくるんじゃなかったっけ? 「何を使って測定するのか」は関係ないのでは? 質問者 補足 2010/06/02 08:10 授業では光を使った測定で習いました。 位置の誤差Δx≒λ 運動量誤差Δp≒h/λ ΔxΔp≒h 程度の不確かさを持つ 広告を見て全文表示する ログインすると、全ての回答が全文表示されます。 通報する ありがとう 0 カテゴリ 学問・教育自然科学物理学 関連するQ&A 不確定性原理について((1)と(2)は矛盾していますか?) こちらのカテで良かったのか分かりませんが、 不確定性原理についてです。 (1)粒子の位置を測定するには、波長の短い粒子で測定しなければならない。従って測定波の粒子の運動にぶつかり、観測対象の粒子は、はじきとばされてしまい、位置は測定できない。 (2)逆に粒子の運動量を正確に敷く低しようとすると、波長の長い波を使わなければならないが、今度は位置が正確につかめない。 (1)と(2)は、矛盾していますか? 素粒子の状態(不確定性原理の認識再確認) 素粒子の状態(不確定性原理の認識再確認) 不確定性原理によると、素粒子の運動量が大きくなる ほど位置の不確かさは減少し、運動量が小さくなるほ ど位置の不確かさは大きくなるようです。 電子の場合だと、速い電子ほど粒子(点)っぽく、遅い 電子ほど雲(確率分布)っぽいと思ってよいですよね。 そうすると、完全な点でもないし、完全な確率分布でも ない中間状態もあることになるのかな?と思うのです が...そう考えてよいですか? そのような状態でうろうろ動くように見えることもあるの ですか? それとも確率分布か、点かの二者択一で しょうか? 不確定性原理について教えてください。 不確定性原理について教えてください。 当方、理科も数学も高校で習った程度のものです。 間違いがあったらごめんなさい。 ある粒子の位置と運動量を同時に求めることはできないと聞きましたが、 それはどのような数式であらわされるのでしょうか。 また、位置と運動量は人間が測定できないだけの話で、 人間のかかわっていないところでも、きちっと両方とも決まっているのでしょうか。 それとも、人間が観測するまでは、位置と運動量は決まっていないのでしょうか。 (これは何か感覚的に違和感があるのですが。人間がかかわるまで、何かがあいまいなまま、存在しているなんて) コペンハーゲン解釈によると、粒子の運動量と位置を同時に正確には測ることができないという事実に対し、それは元々決まっていないからとのことですが、 僕にはどうもこれがよくわかりません。 粒子の位置と運動量がもともと決まっていないなんてことが、自然界にあるのでしょうか。 人間には同時に測定できないだけで、人間が見ていないところでも、ある瞬間の 位置と運動量は同時に完璧に決まってる気がするのですが。 シュレーディンガーの猫にしても、猫の悲鳴とかで、箱をあけなくても生き死にはわかると思うのですが、 そんな単純なものではないのでしょうか。 なんだか、すごく興味はあるのに、奥深い世界に迷い込んだようで、困っています。 浅学ですみません。 よろしくお願いいたします。 天文学のお話。日本ではどのように考えられていた? OKWAVE コラム 不確定性原理の思考実験はおかしいのでは? ja.wikipedia.org/wiki/不確定性原理 の 「2.測定精度と測定の反作用」 に 「(前略)波長の短い光はエネルギーが大きいので(中略)観測対象の運動量へ影響を与えてしまう。(後略)」 とあります。しかし、観測対象の運動量が光のエネルギーに影響されて変化するのは光とぶつかった瞬間より後のことであり、観測される、光とぶつかる瞬間以前の観測対象の運動量は、まだ、それに影響されて変化していないものなので、不確定性原理を導き出したという、この思考実験はおかしいのではありませんか。 粒子径の測定について 粒子径の測定法は色々あるのですが、非球形粒子を測定するのに適した測定法は何でしょうか? 測定器とはどんな原理で測定できるのかを教えてくださ 今ある測定器はどんな原理で測定できるのか、その原理を述べよ。という課題(問題文はそのままではないですが、こういう問題です。)がわからなくて困っています。わかる方いましたら教えていただきたいです。; 微粒子の速度測定 12μmの金粒子の速度を測定したいと思っております。粒子の数は1000個程度です。平均値もしくは任意の粒子の速度が測れればいいと思っております。 速度範囲は1100m/s程度だと思います。 このようなものが測定できる測定器がございましたら教えてください。 沈降法による光透過式粒子径測定 実験で沈降法による光透過式粒子径測定を溶質にJIS8種標準ダスト溶媒に水を用いて行ったのですが、でこの実験で溶質を食塩に変えて粒子径を測定する場合には溶媒に何を用いればよいのでしょうか? またその溶媒を用いたときに測定可能な粒子径はどうのように変化するのでしょうか? 光の粒子性 光が粒子の性質を示す現象の例で 光電効果 コンプトン効果(X線) 以外を1つでいいので教えて下さい。 重力波は原理的に測定できるの? 私の理解度では原理的に重力波は測定できないと思いますが、実際の測定はどのような工夫して測定しようとしているのでしょうか? 特殊相対性理論では、光は真空では30万km/sで一定です。 また重力によって時間(電磁気的相互作用時間)の進みは影響を受けます。 重力が大きいと時間の進みは遅く、光の真空の速度が一定だと空間は縮みます。 また重力が小さいと時間の進みは速く、光の速度が一定だと空間は伸びると理解しています。 この関係がある限り、重力波は原理的に測定できないと思いますが、私の理解は間違っていますか? また、重力波が測定できるという実際の実験はどんな工夫をしているのでしょうか? イメージできるように教えていただけないでしょうか。 よろしくお願い致します。 不確定性原理と質量 不確定性原理によれば運動量と位置の積は一定以上精密に測定できない、とのことですが、陽子や電子の質量は精密に測定されています。 運動量の不確定さ、といった場合、速度も質量も不確定になっていいと思うのですが、どうして質量は精密に測定できるのですか?静止質量、というと運動量が確定してしまうように思えるのですが。 相補性の原理について ニールス・ボーアの提唱した相補性の原理について聞きたいのですが、 この原理は物理学以外の分野にも適用されるのでしょうか? 物理学ではよく、電子の位置と速度、もしくは光の粒子性と波動性で例が挙げられていますが、 他の分野では例を見なかったので、もし適用されるのならどんなものがあるのかを教えてください。 (身近なもので例があると助かります。電子も光も理解するのに苦労したので^^;) また、今度相補性の原理を説明するのですが、一般的に記述されている 「二つの量が同時に測定できない関係にある現象を互いに相補的であるといい、このような性質をいう」 といった説明では難しいのでは?と思いました。 なので、もし分かりやすく説明出来る方がいれば教えてください。 (こちらはあくまで参考。回答は一つめの質問だけでも結構です。) よろしくお願いします。 日本史の転換点?:赤穂浪士、池田屋事件、禁門の変に見る武士の忠義と正義 OKWAVE コラム なんで粒子に個別性を認めない? 量子力学では粒子の個別性を完全に認めないですよね。そこからFermi粒子、Bose粒子という考えが出てくるわけですが。 これは粒子を測定で区別できないから、というわけではないんですよね? どういった根拠で個別性を認めないのでしょうか。 「量子力学では個別性を認めないから」という文章しか読んだことがなくて、いつも疑問でした。 測定の精度が問題なら個別性を認めている古典粒子も測定では区別できないと思うので、測定の問題ではないとは思ってるんですが… それとも古典粒子という考え自体が理想的なモノなのでしょうか? よろしくお願いします。ヒントや文献紹介などお待ちしております。 粒子表面の測定 粒子表面の化学的、物理的な情報を得るための 測定法、測定装置にはどのようなものがありますか? よければ説明文を交えて教えて下さい。 粒子径の測定について ミセルの粒子径をゼータサイザーにより測定したのですが、Z-average mean,Number mean,Volume meanと3種類の値が結果としてでてきました。どれも粒子径なのに、それぞれ比べても値がばらばらです。 各粒子径の値はどのように算出されているのでしょうか。 どの値が一番信頼できるのかわからないのでよろしくお願いします。 「小澤理論」で不確定性原理は覆されたんですか? 量子力学の基本原理であるはずの不確定性原理は、小澤正直・名古屋大教授の提唱した「小澤の不等式」によって覆されてしまったのですか? ちなみに僕は典型的な文系です。理数系はど素人の人間の質問で恐縮なんですけど、何気なく新聞を読んでいたら、小澤教授の理論が正しいことが証明されて不確定性原理の限界を突破したという記事が目に飛び込んできました。 確か不確定性原理って、電子のような微小な物質は位置と速度のどちらかを正確に測定しようとすると、どちらかの誤差が大きくなってしまって、調べられる精度には超えられない限界があるという原理ですよね?(間違ってたらすいません) それが覆されたのなら大ニュースだと思うんですけど、記事は案外小さめでした。 これは物理学の原理を見直すほどの事件にはならないのですか? 光は波ですか、粒子ですか?小学生でも分かるように・・・ タイトル通りなんですが、光は粒子か、波かと言われたら、波ですよね? でもそれを、専門用語や専門知識などを一切使わずに、小学生に説明するとなったらどうやって説明しますか? 根拠などを示しながら説明しなければならないのですが、どなたか出来る人いませんか? 不確定性原理 位置と運動量だけでなく、粒子数と位相の間にも不確定性が成り立つと聞きました。粒子や位相の不確かさをどのようにイメージしたらよいか教えてください。また、光学機器にこの関係を使ったものがあると聞きました。どのようなものかご存知の方教えてください。 融点測定の原理 融点測定の原理が分かりません。どなたか教えて下さい。 不確定性原理 不確定性原理についてですが、調べてもイメージが全くわかないのですが、何か身近な例はありませんか? 注目のQ&A 「You」や「I」が入った曲といえば? Part2 結婚について考えていない大学生の彼氏について 関東の方に聞きたいです 大阪万博について 駅の清涼飲料水自販機 不倫の慰謝料の請求について 新型コロナウイルスがもたらした功績について教えて 旧姓を使う理由。 回復メディアの保存方法 好きな人を諦める方法 小諸市(長野県)在住でスキーやスノボをする方の用具 カテゴリ 学問・教育 自然科学 理科(小学校・中学校)化学物理学科学生物学地学天文学・宇宙科学環境学・生態学その他(自然科学) カテゴリ一覧を見る OKWAVE コラム 突然のトラブル?プリンター・メール・LINE編 携帯料金を賢く見直す!格安SIMと端末選びのポイントは? 友達って必要?友情って何だろう 大震災時の現実とは?私たちができる備え 「結婚相談所は恥ずかしい」は時代遅れ!負け組の誤解と出会いの掴み方 あなたにピッタリな商品が見つかる! OKWAVE セレクト コスメ化粧品 化粧水・クレンジングなど 健康食品・サプリ コンブチャなど バス用品 入浴剤・アミノ酸シャンプーなど スマホアプリ マッチングアプリなど ヘアケア 白髪染めヘアカラーなど インターネット回線 プロバイダ、光回線など
補足
なるほど。 古典的にも成立するということは、何らかの波と粒子でもマクロな系で再現可能ということでしょうか? 例えば水面に浮かべたボールで実験するとか。 ボールの直径が波長より小さければ散乱するのは理解できますが、ボールに運動量を与える、というのがよく理解できません。 どのような現象が起きているのでしょうか?