- ベストアンサー
心理判定と発達検査の違い
心理判定と発達検査の違い 心理判定と発達検査は、何か違いがありますか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
違いますね。 幼児や児童を対象とする心理判定において 用いられることの多いひとつのツールが発達検査です。 そもそも心理判定というのは行政用語であって, とくに児童相談所や障害者更生相談所など, 保健・福祉分野の相談機関において 児童心理司や心理判定員によって行なわれる 心理学的アセスメント(査定)を指すことが多いですね。 心理判定は 行動観察,知能検査や発達検査など各種心理検査, 本人ならびに家族,関係者への面接と聞き取りなど, 多面的なデータ収集の結果を総合して行なわれます。 知能や発達の水準,障害や病理の程度,性格や適性などを客観的に把握して 治療的・教育的介入,環境調整,職業指導などに役立てようとするものです。 発達検査は 子どもの心身発達の状態や程度を測定・診断する目的で標準化された検査。 開発者や開発時期の異なるいくつかの検査法がありますが, あらかじめ設定された標準的発達段階との比較によって 発達年齢(DA)や発達指数(DQ)を算出し, 個人の発達の相対的進度を判定できるものがよく用いられます。 知覚,運動,言語,生活習慣,対人関係など, 発達のようすを多面的に捉えることで, 発達危険児のスクリーニングや早期介入などに役立てられています。
お礼
解りやすい回答ありがとうございました。