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日本では身近なトラブル(損害額が少ない)訴訟が少ない理由は?
日本では身近なトラブル(損害額が少ない)訴訟が少ない理由は? 海外特にアメリカですか、日本の常識からすると考えられない訴訟の話を聞いたりしますが (熱いコーヒーをこぼして火傷、コーヒーが熱いのが悪いとか) たとえば日本だと100万円ぐらいの損害だと費用の面で裁判しても割に合わないなど聞いたことがあります。 弁護士の数とか国民性などの理由を聞きますが、それだけの理由なんでしょうか。 ある一面から見ると日本の場合、身近なトラブルは泣き寝入りという側面があるのでしょうか。テレビなどでは身近なトラブルに対し法律家が回答してますが、実際には費用の面で合わないですよね・・・。 どうなんでしょうか。
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>日本では過失相殺の可能性が高いとか、勝つ可能性が半々、被害額が少ない案件の場合どうしているのでしょう。 米国でも、訴訟が必ずしも判決になる訳ではなく、仲裁(arbitration)で解決する場合が多く、契約書でも予め仲裁条項を設けておく場合があります。 日本では保険適用になる場合は、保険会社が損害額や過失相殺の割合等を査定してくれます。それに被害額が少ない場合、加害者が弁償するのが一般的です。 >示談にするとしても素人が対応出来ませんし、公共の相談センターぐらいしか持ち込めないのでしょうか。 金額が大きければ示談書を作成しますが、小額の場合は加害者が弁償して、被害者もそれ以上請求しないので、暗黙の示談が成立します。人身事故の場合は、示談の時点では予期しなかった後遺症が後に発症することがあるので、迂闊に請求放棄をしないように留意して下さい。
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- cowstep
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アメリカには日本のように民法で損害賠償請求権が定められていないので、私法の領域で損害賠償を請求しようと思えば、訴訟を起こすしかないのです。日本の場合、交通事故で数千万でも保険会社がOKすれば、裁判外で請求して示談(和解)するのが通例です。日米では法制度が大きく違うからでしょう。
お礼
損害賠償請求権が違うことの理由なんですね。 日本では過失相殺の可能性が高いとか、勝つ可能性が半々、被害額が少ない案件の場合どうしているのでしょう。 示談にするとしても素人が対応出来ませんし、公共の相談センターぐらいしか持ち込めないのでしょうか。 日本と海外では小さな(小額トラブル)はどちらが救済されているのかと疑問に思いました。 ありがとうございました。
お礼
追加の疑問にも答えていただきありがとうございました。