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サンカの方のこととは?
- 明治時代の警察用語である「サンカ」とは特定の集団ではなく、個々の人々を指す言葉でした。
- 警察用語の「山窩」には、サンカを含む様々な人々がいたことが理解されます。
- 遍歴して箕作りをするサンカの方は、山で竹を採取して使用していました。
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1.違うと思います。 2004年に文春文庫から発行された沖浦和光著書の「幻の漂白民サンカ」によれば、江戸時代の安政二年に広島藩の加茂郡役所から「サンカの追い払いを命ずる触れ書き」というのが出されているそうです。 また明治四年には広島県から村々に「山家」についての通達が出たり、浜田県(現在の島根県)からは国に地元で「サンカモノ」と呼ばれる無籍者の処置について指示を伺う書類が提出されているそうです。 翌年には広島新聞に「山家」の家族を首尾よく復籍させたという成功例を三つ載せているそうです。 警察関係の文書で「サンカ」が出てきたのは明治八年だそうです。 2.できます。これも前述の「幻の漂白民サンカ」によれば、民俗学の研究者、柳田国男が大垣警察署長に 取材したところ、署長はサンカを四種に分類したそうです。 1.セブリ・・野外で小屋を作り魚を捕り、箒・籠などを作って売る者。 2.ジリョウジ・・怪しげな祈祷をして金品を詐取する者。 3.ブリウチ・・いい加減な物を霊薬や霊符と称し高く売りつける者。 4.アガリ・・ありそうな不幸話をして人の恵みを巧みに詐欺する者。 沖浦和光氏によれば、この1.2.3番はサンカではないそうです。 また、明治八年に島根県でサンカが賭博や窃盗を重ねているという上申書が出されているそうです。こ れをうけて島根県ではサンカを極悪犯罪集団と決め付けましたが、具体的な証拠は何一つ示していないそ うです。 3.これも「幻の漂白民サンカ」にありましたが、村人から買ったそうです。 竹だけでなく棕櫚箒を作るのに適した棕櫚も見つけると、木の持ち主と交渉して買ったそうです。 4.わかりません。ただ、2006年に文芸春秋より出版された筒井功著書の「サンカの真実 三角寛の虚構」 によれば、漂白していた人達ですから昔の人は殆ど文盲だったそうす。 それに皆さんサンカだという事を隠したがるので取材には苦労するそうです。 そういう事から考えれば、私個人の考えで言えば元サンカだとわかる名前を果たして付けるのか、そうい う名前があるのか疑問 です。 5.被差別部落ですら差別問題で未だ社会問題として時々噴出します。サンカの人達はその被差別部落の人 達よりも下に見られていました。 定住せず漂白していた素性のわからぬ流れ者として差別されました。 前述した「幻の漂白民サンカ」「サンカの真実 三角寛の虚構」それと2005年に講談社から発行された五木寛之著書の「サンカの民と被差別の世界」を読んでみて下さい。 この著者たちは3人とも実際に元サンカだった人やその子孫に実際に取材して本を執筆しています。だからその本を読めばサンカの実像に近づく事ができると思います。 3冊とも6年以内に出てるので入手しやすいと思います。
お礼
すぅっごい。 期待した以上のご回答ですね。私は大学図書館の現役を去るころ(定年後も6年居ました)に漸くサンカや民俗学に触れる事になり、列島の民族として大事なことだと自分自身を重ねるようになりました。 被差別の方々なんですか。 数冊の書物では、そして私の意識観念からちょいと偏向的に認識してきたようです。 それにしても、この多項目を100%お教えいただける事はありえないと存じておりました。 よくて1.3項目。今日は質問を削除して、分割して出そうと思っていました。 ありがとうございました。勉強の仕方、支点、視点も漸く得られたようです。