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フェルミ準位に関すること
こんにちは フェルミ準位に関する質問です。 n型半導体のフェルミ準位Efnと p型半導体のフェルミ準位Efpが 温度が高くなると、共に真性フェルミ準位Eiに 近づいていくのはなぜなのか、 どなたかわかりやすく簡潔に教えて下さい。 お願いします。
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温度が高くなると、多くの電子が価電子帯から伝導帯に 熱的に励起されます。この電子の数が、不純物によって 供給された電子(正孔)に比べて十分大きくなるので、 不純物の影響が無視できるようになるからです。
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- cswhite
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回答No.1
一般的に言うと,半導体は温度が高くなると特性が変わります。 どう変わるかがポイントですが,p型は,ドナートラップが伝導帯近くにあり,伝導帯の電子が熱により常にジャンプしてドナー準位に入ったり,伝導帯に戻ったりしています。 つまり,これらの場合,電子がジャンプするエネルギーは,半導体に与えられている熱エネルギーによるものとなります。したがって,温度を高くすると禁止帯の中に電子の存在する確立も高くなり(高準位)になり,結果的にフェルミ準位が上がるものと思われます。 ちなみに,更に高温にすると,電子が禁止帯にいる確立も高くなり,導体に近づいていきます。
質問者
お礼
アドバイスありがとうございました。 イメージつかめました。
お礼
回答ありがとうございます。 直感的にわかりました。