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漢字の成り立ちが同じものを選ぶ問題について教えてください。
漢字の成り立ちが同じものを選ぶ問題について教えてください。 「断念」と同じ成り立ちのもので「分類」と「注目」がありました。 「断念」は「念を断つ」ですから1つ目の漢字が動詞として働き、2つ目の漢字を目的語にするという関係が見えてきます。「注目」も「目を注ぐ」ですから同様の関係が見えてきます。 しかし「分類」だけはこの関係が見えてきません。「種類によって分ける」であって「種類を分ける」ではないからです。 これはテキスト制作側のミスと考えてよろしいのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
「種類を分ける」ではなく「(いくつかの)種類に分ける」です。 二字熟語で下の目的語や対象となる事物に「を」はもちろん、他に「に」「と」がつく場合も同じ構成です。上が動詞、下がその動作の及ぶもの、という。昔の人はこれを「鬼と会ったらひっくりかえれ」と言って覚えたそうです。「を」「に」「と」有ったらひっくり返れ、と。 「と」がつくのは少ないですが「成人」など 「に」がつくのは「着陸」「入水」など 「分類」は「に」が入るパターンですね。「類に分ける」
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- cxe28284
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ここにあるものの種類を分ける。分類する不自然ではないと思います。 種類を混然と混ざり合った一つのものとみなしているからではないでしょうか。
お礼
「分ける」には「判別させる」の意味があるようなので、「種類を分ける」でも意味は通りますね。自分の語彙不足でした。 ご回答感謝します。
- boko10cho
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分類を書き下し風に「類に分かつ」と読むと、意味は「同じグループに属するものに分ける」になります。 断念、注目の「念」、「目」が直接目的語であるのに比べ、分類の「類」は「(○○を)類に分かつ」という 間接目的語であるという違いはありますが、どれも「1つ目の漢字が動詞として働き、2つ目の漢字を 目的語にするという関係」であり、間違いではありません。 「類を分かつ」と読めば、「あるグループ(に属するもの)を他と分ける」ということになり、やはり動詞とその目的語です。
お礼
なるほど、考えてみれば英語にも「~に」で目的語を取る動詞がありました。「replace」などです。 ご回答感謝いたします。
- marisuka
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No.3訂正 出だしの「「種類を分ける」ではなく」の部分を訂正します。 「種類によって分ける」ではなく、「(いくつかの)種類に分ける」
お礼
「種類によって分ける」は自分の表現ではなく、広辞苑からそのまま引用した表現なので一応信頼性はあるかと…。「種類という手段を用いて分ける」という意味ではないでしょうか。
「分ける」の意味として,「弁別する。判別する。」というのがあります(広辞苑)。「種類を弁別(判別)する。」と考えれば,「種類」は「分ける」の目的語になります。
お礼
なるほど、「分ける」は「分割する」の意味だとばかり思っていましたがそのような意味もあるのですね。とすると「類を分ける」も正しいことになりますね。 新たな視点をありがとうございます。
- SortaNerd
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「種類を分ける」と解釈すべきと思いますが、なぜ違うと思われるのですか?
お礼
「種類を分ける」だとカテゴライズされているものにさらにメスを入れる感じがして違和感があります。 「種類に分ける」は「種類へと分ける」ことであり、カテゴライズすることです。
補足
申し忘れましたが、ご回答いただきありがとうございます。
- shokker02
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詳しくないですが。 普段あまり深く考えてませんが、 「分類」とは 「分け方ルールに則って分ける」という意味で使ってると思います。 が、広辞苑の2つ目に 「区分を徹底的に行い、事物またはその認識を整頓し、体系づけること」 ともあります。 つまり「分け方ルールを作る」という意味だと思います。
お礼
>「分け方ルールを作る」という意味だと思います。 これだと「作類」(勝手に作りました)か何かではないでしょうか。「分」が「作る」という意味を成すとは考えにくいです。 ご回答いただき感謝いたします。
お礼
「鬼と会ったらひっくりかえれ」という言い回しが昔からあったということは、昔の人は「動詞と目的語の関係」ではなく、「ひっくり返る関係」でカテゴライズしていたということを物語っていますね。 私は英語と同じ「動詞と目的語の関係」という視点を持ち込んだことで違和感を感じていたみたいです。 分かりやすい例を複数挙げていただいたことも理解の助けとなりました、ありがとうございます。