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ヨーロッパの農業は、穀物生産と、牧畜のバランスの上に成り立っており、そ
ヨーロッパの農業は、穀物生産と、牧畜のバランスの上に成り立っており、そのバランスは時代により変化しました。畑のヨーロッパとも呼べる景観が出現したのがいつぐらいか分からないのですが。また、それはどのようにして可能になったのか知りたいです。 宜しくお願いします。
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西欧の現在の農産物と畜産物をバランスよく生産する混合農業のシステムの基礎を作ったのは 11世紀の農業革命にあると思われます 特色は ・三圃式農法 ・水車、風車による効率的な潅漑 ・有輪鉄製犂の導入 ・牛耕から馬耕への変革 などです 小麦や大麦、ライ麦などは湿潤亜熱帯植物であった米より生産性は小さく 極東アジアや地中海に比べ北西欧は緯度も高く寒冷でしたので農耕はそれらの地域に比べ不利でしたが この農業革命により生産性は一気に3、4倍に飛躍的に増加しました 結果、人口は増大し、森林だらけだった西欧は開拓され田園地帯へ変わっていくのです 同時期に航海術や造船技術も農業技術同様、当時の欧州先進国であったビザンティンの技術力を超越する発達を見せました やがて農業の飛躍的発達による膨張的人口の増大は対外膨張(十字軍、東方植民、イスパニアの国土回復運動)を生み出すのです
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- nacam
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回答No.2
>畑のヨーロッパとも呼べる景観が出現したのがいつぐらいか 新大陸から、ジャガイモがもたらされてからになります。 同様に新大陸からのトマトも、ヨーロッパの農業を一変させました。 特にドイツや北欧、イギリスなどは、ジャガイモの耕作により、食料不足が解消され、一挙に人口が増える事になります。
質問者
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回答ありがとうございました。 すごく参考になりました。
お礼
詳しい回答ありがとうございました。 助かりました。