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卵が先か鶏が先かの鶏卵論争は、遺伝子が先かタンパク質(酵素)が先かの話
卵が先か鶏が先かの鶏卵論争は、遺伝子が先かタンパク質(酵素)が先かの話に置き換えられます。この話なら遺伝子自体が酵素機能を持つこと(リボザイム)がことが明らかになり、遺伝子が先であることが明らかだと思います。鶏卵論争でいえば、卵が先となります。さて、次の課題は本能のメカニズムでしょうか? 求愛行動、子育て、渡り鳥、すみ分け、上下関係・・・これらの本能も、四種の塩基で説明されようとしているのでしょうか?最近の動向について教えてください。
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- ORUKA1951
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回答No.1
論争??とうに決着ついてますが。 日常の世界では「何が原因かを突き止めようとしても無理」というたとえ話で使われますが、生物学的には何ら問題ないです。 ましてや「求愛行動、子育て、渡り鳥、すみ分け、上下関係・・・」も持ち出す必要がない。「求愛行動、子育て、渡り鳥、すみ分け、上下関係・・・」は鳥と鳥以外との境界をどこに引くかの問題であって、それさえ決めてくれれば、卵になって(その生物の遺伝子が確定して)以後は変化しないのですから、卵が先です。ラバはいつからラバかならわかりますよね。 生物は高等(何を持って高等と言うかにもかかわる)になるほど、誕生した後の学習がその生物の特徴を決める部分が大きくなります。鳥の様な動物でも、生まれて初めて見た動く物を親として認識しますが、人間程度になると人間の特徴と思われている多くの行動は学習によるものが多くなります。いわゆる野性児とか発達障害に関わる発達心理学の分野。 人という言葉ひとつとっても、人が人たる所以をなににするかによって、同じ人物が「人になったり」「人でなくなったり」・・
補足
下手な質問で、論点がづれました。すみません、書き直します。 (1)鶏卵論争の引用は中止します。 (2)進化の過程で核酸が先かたんぱく質が先か? RNA自体が四つの塩基から自らRNAを合成する機能すなわち酵素の機能(リボザイム)を持っていることが発見されたことから、酵素たんぱく質よりも核酸(RNA)が先に発生したと20年前に理解していました。 その後、分子進化論に変化ありますか? (3)ヒトに育てられた幼鳥が、親になると巣を作り、託卵、転卵、孵卵、保育、渡り・・・の本能を発揮します。この本能は、どの様なメカで遺伝子に記録されているのでしょうか? (成長過程で発現遺伝により作られるたんぱく質が異なるのは時間を制御する遺伝子があるから)という説は分化誘導の説明にはなりますが本能の説明ではありません。分子生物学なコメントをお願いいたします。