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鋼のマルテンサイト変態に関する質問です。

鋼のマルテンサイト変態に関する質問です。 マルテンサイトに変態すると何故、硬化するのでしょうか? 結晶粒微細化、侵入個溶体が影響しているのでしょうか。 その他の要因も考えられます。 もし、複数の要因があれば、どの程度の割合で効いているのでしょうか。 よろしくお願いします。

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  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

 鉄は温度によって安定する結晶構造が異なります。 高温では面心立方格子のオーステナイト構造(γ鉄)に炭素は相当量固溶することができますが、低温になると体心立方格子が安定なのですが、急冷されると炭素を許容量以上含んだ体心正方格子の状態になる。  結晶粒微細化、侵入個溶体とは少し別の話ですね。言葉はそれが何かを理解しないで使ってもだめだよ。  高温時の鉄は隙間がたっぷりあって炭素がたくさんある状態ですが、それが急に冷やされると体積だけは小さくなるのに鉄や炭素が移動できなくてそのまま固まった状態で大きなひずみが残ってしまうと簡単に理解しておけばよいです。  治金、特に鉄についてのそれは、とても複雑でそれだけで厚い本が一冊書ける。しっかり勉強してください。 マルテンサイト - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88 ) マルテンサイト - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88 ) 木屋さんの下記のページがわかりやすいかな 木屋ホームページ ( http://www.kiya-hamono.co.jp/hamono/syatyou2.html )

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質問者

お礼

ありがとうございました。 大変参考になりました。 個溶されて変態した小さな体心立方格子がひずまされて、なかなか転位できない状態という イメージになりました。 変態・個溶・無拡散・体積変化・格子のひずみ・転位密度 などなどやはり1冊の本になるほど 複雑な理論があると思いました。

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