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日銀のETF買いの株価への影響について
90年代までは企業同士の株の持ち合いがあり、浮動株が少ない事で株価が高いのだという説明がありました。実際に需給に影響を及ぼしていたものと思います。 その意味では現在は日銀のETF買いというものがあります。これも浮動株を減らす大きな要因になります。 1.かつての企業同士の持ち合いはどのくらいの割合だったのですか? 2.現在は日銀のETF買いと企業の持ち合いを合わせるとどの程度ですか?
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「わが国上場企業の株式持ち合い状況(2017年度)」http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/2018/2018aut08web.pdf という資料によれば、90年代前半では、保険会社保有分を含む広義の持ち合い比率が50%ほど、保険会社保有分を除いた持ち合い比率が30%台前半となっています。そこから年々低下して、2017年度は広義の持ち合い比率が14.1%、狭義の持ち合い比率が9.5%となっています。 一方、日経電子版の記事https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28903020S8A400C1EE8000/ によれば、2017年度末の時点で日銀の日本株保有割合は4%弱とのこと。企業の持ち合い比率と合わせても、90年代前半の持ち合い比率には遠く及びません。
お礼
ご回答ありがとうございます。今でも持ち合いって結構あるんですね。日銀が持ってるってどうなの? ってよく言われますが、持ち合いのほうがずっと多いんですね。