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30代半ばでの、デザインのキャリア不足の深刻な悩み
30代半ばでの、デザインのキャリア不足の深刻な悩み 先日、勤めていたデザイン系の職場を、「独立の時期だから」という退職勧奨により、 追い出されるかたちで去ることになりました。 (本当は、仕事が減ったのと、嫌われていたのが理由です。 経営者は不誠実にも「解雇」ということは一切口に出さず、理由をすり変えられました。) それで、「独立の時期だから」というのは前の経営者の表向きの説明であって、 実際は、私の年齢は30代半ばですが、この年になっても、 独立するための知識・経験は、ないと言えます。 デザイナーは生涯勉強とも言えますが、おそらく必要最低限の知識・経験が足りません。 このまま独立するのは、とても危険で、 自分はこれだけ分っているからと、自身を持った活動もできません。 具体的には、デザイン技法、印刷、紙、製本など、 もろもろの必要最低限な知識と経験が不足しているかと思われます。 例えば、パール系の特色の下には、何か色をしいて濃さを調整するとよい、といったことや、 ツルツルした紙にはUV印刷などが適している、といったことがあるかと思いますが、 私は、実践でそいうったことをするチャンスに恵まれず、 「何を知らないのかが分らない」といった状況であります。 以前の職場では、特殊な印刷方法の仕事もなくはなかったのですが、 私には、わりと通常のプロセス4色の印刷物の仕事が割り当てられ、 また定期もののルーティンワーク的な仕事の担当がほとんどだったので、 紙の指定をする機会もあまりなく、たまに判型の違うものをつくろうとすると、 きちんとした紙の選定もスマートにできない、といった有様でした。 といったことで、それほど経験の幅が広がっていなかったのです。 今、デザインのハウツー的なものを載せた雑誌も出ていますが、 それだけでは限度もあるかと思いますし、 経験ある上司の元で実践するといったかんじでないと、 面白そうだからと、私のような者が実際一人でやってみるのは、どうかと思っています。 こういう状態ですので、新しい職場を見つけて経験を得るのが理想ですが、 この年で再就職するのはきびしく、また、もう最後の就職かと思うと、 (受かるかは別として)受けたいと思う求人も、ほとんどありません。 派遣なども考えましたが、私が希望するような知識の吸収ができる仕事もなさそうです。 また、横の繋がりにも乏しく、気安く聞ける間柄のデザイナーはいません。 前の職場の上司との間柄は、分らないことを聞けるような間柄でもありません。 でも生活費を稼がなければということもあり、 今までの乏しい知識を元に、このような状態でも、 当面はフリーランスで仕事をやっていくことになります。 そこで、質問したいのですが、フリーランスで仕事をされている方は、 ほぼ基本的なことは分った上で独立されているのでしょうか。 もし、今までやったことがない未知のことなどを試す時は、どうするのでしょうか? このような私に、アドバイスをお願いします。
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>>派遣はやめたほうがいいです。正社員に戻れなくなります >というのは、どうしてでしょうか? 派遣→正社員というのがとても難しいからです。、 私の先輩で、正社員としてキャリアを積んで、実力があるのに、体を壊した等で一度派遣社員になったばかりに、そのままずっと派遣社員になってしまっている人がいます。 実力があって現場で重宝されていても、上の判断で実力関係なく切られたりしています。 そして、正社員になりたくても、前職が派遣だと、難しくなってしまうそうです。 (「派遣社員にしかなれなかった人間」「正社員にはなれないタイプの人間」という評価を受けてしまうらしい) 派遣のときの経験は、キャリアに数えてもらえないことも多いとか。 正社員への道がある派遣社員もあると思いますが、特に今は業界全体が厳しいので、難しいと思っておいた方がよいと思います。 なので、派遣社員で間をしのぐくらいだったら、多少アレな会社でもなんとか正社員でいかないと、一生派遣ループになってしまう可能性が出てきます。 それこそ独立でもしないとやっていけません。 私も前述の先輩に独立をすすめていますが、やっぱり不安が大きくて考えられないそうです。 まあその人は女性なので、結婚すればなんとかなるかもしれませんが。
私自身はフリーランスで食べているわけではないので、(たまにフリーで仕事をしますが、定職は別にもってます)あまり説得力がないかもしれませんが・・・。 とりあえず、自分にできることと、できないことを分け、まずはできることだけ請けてフリーで仕事をすることに慣れてゆき、また独学で勉強をかさね、準備をして、少しずつ仕事のハードルを上げて、新しいことに挑戦していってはどうでしょうか。 私もそうですし、フリーランスをはじめたばかりの人もそうやっているはずです。 印刷や紙の知識なら印刷所につど問い合わせればいいかと思います。(というより、印刷所ごとに違ったりしていて、印刷所に問い合わせなければならないことも多いようです) ネットや本でも、だいたいのことは調べられます。 大きな仕事を請けなければ、致命的な大失敗になることは少ないでしょうし、小さな失敗は仕方のないことです。失敗しないにこしたことはないですが、失敗を恐れていては成長できません。 フリーランスでやってる人は、多少の差はあっても、皆蒼白になるような修羅場は何度も超えています。 そういったことを乗り越えながら、一人前になってゆくのですから。 それが怖くて仕方ないのなら、フリーランスは難しいと思いますので、いつかは独立する覚悟の上で、今はなんとかどこかに就職するしかないでしょうね。 一生面倒みてもらえるような会社、となると厳しい目で選ぶことになりますが、独立するまでの準備の場、ということならば、就職してもいいと思える会社もあるのではないでしょうか。 (派遣はやめたほうがいいです。正社員に戻れなくなります) そこで、独立に必要と思われる知識や人脈を築き、できればその間もフリーで仕事を請けて、「フリーのやり方」を身につけ、ある程度自信が湧いてから、独立を考えるのもいいと思います。 今はネガティブな気持ちになっておられるようなので、前向きに気持ちを切り替えて頑張ってください。 30代半ばなら、まだなんとかなるのでよかったと思います。40代や50代ならもっと大変でしたよ。
お礼
定職を持ちつつフリーランス、いい状況ですね。 >とりあえず、自分にできることと、できないことを分け、まずはできることだけ請けてフリーで仕事をすることに慣れてゆき、また独学で勉強をかさね、準備をして、少しずつ仕事のハードルを上げて、新しいことに挑戦していってはどうでしょうか。 フリーランスでいくとなれば、それがまっとうなやり方、ということなのでしょうね・・・。 >ネットや本でも、だいたいのことは調べられます そうだといいのですが、経験がないと、どうも不安でして・・・。 ということで、 >それが怖くて仕方ないのなら、フリーランスは難しいと思いますので、いつかは独立する覚悟の上で、今はなんとかどこかに就職するしかないでしょうね ということになるのかと思います。 全て完璧に何でも知り尽くしている人は稀だと思うので、皆、何とかなると思って模索しながらやっていくのでしょうね。 ですが、くり返しますが、私にはその「何とかなる」と思えるレベルまでの知識・経験が足りないのだと思います。 意識の問題でなく、実際にそうな気がします。 >派遣はやめたほうがいいです。正社員に戻れなくなります というのは、どうしてでしょうか? それで、就職しつつ >できればその間もフリーで仕事を請け というのができたら、自然にシフトできそうで、いいですね。 ただ、デザインの仕事は通常深夜までなので、それが可能なのか・・・。 >30代半ばなら、まだなんとかなる と思って、いい方法を見つけようと思います。 確かに今「かなり」 >今はネガティブな気持ち なので。
- youyagon
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私やみなさんの言ってる事を理解はしていると前提で、少し前向きな意見を少々 技術的に全てが出来ないのが心の中で大きいようですね? でも独立するのは営業や経理的なもの、場合によっては思わぬ設備投資もあったりするかも? そこで、ひとまずは ・独立の意思が強いなら地元の商工会議所をたずねましょう 色々なアドバイスや 市区町村で差があるかも知れませんが開業資金を貸しつけ・紹介してくれます ↑ 国からの貸付がだったと思うのですが、これを機会にご自分で調べてください これくらい覚えておいても、また調べても時間の無駄にはなりません また人脈が増えて仕事を取りやすくなるかもしれません ・一人で全てをしようと思わなければいいのです たとえば経験やスキルはあるけど結婚や育児でフルタイムは働けないけど パートや在宅でなら働いてくれるスタッフも視野に入れる もちろん人件費等がかかりますが一考の価値があるのでは? 経理や営業も同様です 向き不向きってありますからね スタッフがいれば仕事に幅が出ます そのスタッフの人脈にも期待できないわけではありません けど全て他人任せ、期待しすぎはよくないですが ・また最初から難しい仕事がどんどん来ると考えるのもどうかなと? 最初は信用を得るのが優先ですし、相手もイキナリハイレベルな仕事をくれることは 少ないのでは? まぁ、誰も請けない仕事が回ってくるのも事実ですがw けど、自分が出来る範囲でやるしかないのでは? まぁ、最終的に判断はご自分でするのでしょうから悔いのないように
お礼
何度もありがとうございます。 >商工会議所 商工会議所を利用する、ということは始めて聞きました。 資金は、かろうじて借りる必要はありません。 人脈も増えるのですか?? >一人で全てをしようと思わなければいいのです 人を雇うことは考えておりません。 まず人間関係が大変だろうな、と。 それと、人を雇う程の仕事量が確保できるか、まったく未知の状態です。 人手が必要になったら、外部の知り合いに助っ人を頼む予定です。 >最初から難しい仕事がどんどん来ると考えるのもどうかなと? もちろん、最初からは来ないと思っています。 最初は自分ができる範囲の仕事は来るかもしれませんが、その状態にボーっと甘んじていて、 自分にないスキルが必要な仕事が来た時のことを考えています。
- LimeGreen5
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三たび、#4です。 多少誤解があるかもしれないなあと感じつつも書いてみますが。 まず、準備云々について。 私の場合はとある事情によって勤め先が消滅したので、独立しました。形としては解雇です。 ですから準備万端ではなかったのです。解雇までに1ヶ月ほどありましたので、その間に多少の準備を考えたりはしましたが、実際に動いたのは退職後です。 何の収入がなくとも、爪の先に灯をともせば1年間だけはなんとか持ちそうだったので、その間はがんばってみようということでフリーランスに挑戦してみました。それで駄目なら違う職業につくことも検討しました。 >そうでない名刺交換の人に、そういったことは可能なんですか??? いや、その、可能かどうかは、やってみないとわからないことなんですよ。だからそのために日々接点を探してはアプローチして準備を繰り返し、積み重ねるわけなんです。 可能性を高くするために、どこかで名刺交換したら年賀状だけでも出しておくとか、メールの1通も送ってみるとかの接点を常に作っておくんですよ。 なんだか「1度のアクションで○か×が出る」みたいに読める文章を書かれているように感じられますので、妙な違和感があるのですけれども、1回のプレゼンで全てが決まるなんて思いながらデザインしないのと同じで、修正もあれば擦り合わせのようなこともコミュニケーション上でするわけです。 「ボタン押したら自爆」的な発想は捨て去るべきかと。 >具体的には、どんなことでしょうか? カメラのお話、ウェブのお話、機材のお話、CMとの連動、グッズのお話、広告のお話、マーケティングのお話、TV制作のお話、料理のお話、もちろんアートのお話も。 全部仕事に関わることです。ネタだと思えば本も読むし、ネットだってブログだって探すし、どこかで出会った人の話も一応覚えてみたりします。OJTだってあるし、わからない言葉は検索すれば把握することだってできます。 なんでもかんでも100%完璧に知る必要なんかないんです。50%でも80%でも、とにかく関連するジャンルの情報をつなげればいいんです。こういうのは体感するしかありません。やってみなきゃ始まらないんです。 飲食店、温泉宿、Bar、ギャラリー、美術館。どこへ行っても、必ず何かあるんですけれどもね。なんでも無理矢理にでも興味を持つクセ付けをしないと今後厳しいですよ。 お勤めだった社内でのコミュニケーションはあまり意識して開発されなかった様子ですが、今後ますます重要ですから。
お礼
三たび、ご親切にありがとうございます。 >何の収入がなくとも、爪の先に灯をともせば1年間だけはなんとか持ちそうだったので、その間はがんばってみようということでフリーランスに挑戦してみました。それで駄目なら違う職業につくことも検討しました。 私も、そのようなことを考えます。 >なんだか「1度のアクションで○か×が出る」みたいに読める文章を書かれているように感じられますので、妙な違和感があるのですけれども、 これに関しては、気づかせていただいて、ありがとうございます。 確かに、自分はそういう傾向ありますね。 >お勤めだった社内でのコミュニケーションはあまり意識して開発されなかった様子ですが、今後ますます重要ですから。 「接点」づくり、これから励みますね。 自分の性格としては、物ごごろついた時から人見知りで内向型だったのですが、 それを高校ぐらいから克服する努力をしてきました。 でも根が人見知り性質なのか、未だ克服しきれていないのですが、極力人に会おうと思います。
- youyagon
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ある程度は意見が出てきているので、別の視点で少々書き込むとですね 独立する前にしっかり準備するのが最善なのは当然です で、今回のような場合だと時間的に余裕がないのは仕方ないですし悩むのも当然です けどやる前から・または何もやってないのにグダグダ言ってるのはマイナスでしかないでしょう? 回答者に対して悲観的・否定的な意見が目立ってますよ? 少しでも人の活用するようにしてないと、もし独立できても誰も助けてくれなくなりますよ? 貴方だって友達にヨカレと思って助言してあげても 「いや、それはこうだから」 「いや、私は知識がたりないから」「前の会社で習わなかったから」 とかばっか言ってたら 「じゃ好きにしなよΣ 俺はもう知らない」って思いませんか? あなたはプライドが高いけど決断力や行動力に社交性がない。。。。 ってのが質問と解答に対するお礼から見て取れます 「そんなことはないΣ 勝手に決めるな!!」って場合は貴方の書き方が悪い=プレゼン能力が 低いと判断願います 仕事をするのに自信を持つ・またいい意味でプライドが高いってのは必要です けどそのプライドが自己保身に走ってっては視野が狭くなってしまいますよ 貴方は失敗するのが怖いから完璧を求めているようです しかもそれを会社から教えて貰うのが当然って思ってる気持ちが強いようです 組織の一員ならそれもいいでしょう でも今は違うのだから気持ちを切り替える時期では? ↑の内容が理解できない・または納得できないって思うなら現時点での独立は無謀でしょう あんまりにも準備不足もさることながら、貴方にはこれから先も逆境に向かう気持ちとか 何かあったときに助言を素直に聞く感覚もそもそも助けてくれる友人もいないのでは? 独立するには、 強い意志やバイタリティ 縦横の人間関係を人脈にできる社交性 ある程度の資本 本人のスキル 天の時 地の利 其の他もろもろ のうちいくつかがないと厳しいですよね まずはどこかの事務所に潜り込む努力をすることをお勧めします 正直、それが出来ない人に独立は出来ないと思います 年齢も言い訳にしてますが、それを理由に断られるのならそれだけの能力が認められない って事です 誰がそんな人に仕事を出しますか?(食べていけれるほどって事ですよ)
お礼
>回答者に対して悲観的・否定的な意見が目立ってますよ? その通りですね。事実、悲観的・否定的な気持ちで一杯です。 >あなたはプライドが高いけど決断力や行動力に社交性がない。。。。 恥ずかしながらあまり自覚がないのですが、プライドが高いのが感じられるのは、 できないことを実行・挑戦しようとしない=恥をかきたくない(自己保身)、 というかんじだから、ということですかね。 「プライドが高い」というと、自分の中のものとニュアンスが少し違うような気もしますが。 プライドというより、コンプレックスが強いのかと。 失敗したら、ビジネスなので大変なことになる、どうしよう、ということで。 でも、コンプレックスはプライドの裏返し、とも言いますね。 独立するための条件、いろいろありがとうございました。 そられが自信を持ってあると言えるようになりたいですね。
- sunsowl
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しかし、そもそもフリーというのは自発的になるものであって、 誰かから背中を押されて仕方なくなるものではないと思うんですけど… >そこで、質問したいのですが、フリーランスで仕事をされている方は、 >ほぼ基本的なことは分った上で独立されているのでしょうか。 >もし、今までやったことがない未知のことなどを試す時は、どうするのでしょうか? 全てのフリーに、必要な技術や経験や知識が100%備わっているということはないと思いますが、 一人でやっていける自信があれば、独立は可能です。 私は30代後半で、グラフィックのことならほぼ全ての要求に応えられる自信はありますが、 ずっと広告の分野で仕事してきたため、Webデザインや出版関連にはあまり詳しくありません。 仮に、その方面から発注があった場合は、私一人では対応できないため、 まずは当該分野に詳しい知人・知り合いのプロダクションに協力をあおぎます。 個人的に思うに、フリーでも全然仕事ができなくて、一度依頼後、連絡が途絶えている 「一発屋」なデザイナーさんは大勢見てきました。 ですので、気に入って何回もリピート発注する人は極まれですね。 要は、能力や技術レベルが高くなくても、経験が浅くても、フリーへの転身は可能。 ただ、成功するか否かはまた別の話ということです。 不安なら、独立ではなく就職を検討されてはいかがですか? 結局、自分はどうしたいのか・何ができるのか、を再度じっくり考えたほうがいいかと思います。
お礼
>しかし、そもそもフリーというのは自発的になるものであって、 誰かから背中を押されて仕方なくなるものではないと思うんですけど… 「まさに」その通りです。 ですが、私は、解雇でやむを得ずフリーになる状況に、どうもしっくりしていません。 スキル・人脈がままならないままなので、かなりの悔しさもつきまとっています。
- LimeGreen5
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#4です。 >かなり、前向き・強気なご意見だと思いました。 前向きでも強気でもありませんし けっこう打たれ弱いですよ? >これは、技術というより、例えば「食品系」といった扱うジャンルのことでしょうか。 特に「こうだ」というものは存在しません。 食品系といったジャンルかもしれないし、POP系といったアイテムかもしれません。 畑違いのことをやるよりは、積み重ねてきたことを軸に、どうやって裾野を広げるかを考えた方が効率もよいし、 ハードルも低いというだけのことではないかと考えてますが。 >読ませていただいて、調整能力・・・のように解釈しますが・・・。 誤っている、と思います。 >私も、紙・印刷については、印刷屋さんを頼ることは考えました。 違うんですよ。 頼るのではなく「ビジネスとして動かす」んです。 印刷だけじゃなく、案件に対して用紙を含めた仕様を提案してもらい その対価を支払うんです。 この冊子なんですけれど、予算と納期はこんなカンジです。 デザインはまだですが、イメージはこんなカンジです。 で、ちょっと○○なカンジの紙がいいかなぁ、なんて思ってるんですけれど サンプルをいくつか選んでいただいて、あわせて見積をいただけませんか? ってな風に言えば、印刷屋さんもあれこれ提案してくれますよ? ビジネスですからね。 初めから1人でなんでも決めなくちゃ、とか思うんならスキルも合わせて必要ですけれども、そんなビジネス、すぐに限界がやってきます。 頼るのではなく、印刷会社の提案力を自身の提案に含めて動かすんです。 そのためには交渉が必要だし、工夫も必要なんです。なりふり構わず打ち合わせの席で質問しちゃうことだって必要。(これが必死のひとつかな) これってマウスを1mmも動かさずにできることなんですが、調整能力とは違いますよね? デザインスキルや基礎知識ではなく、コミュニケーションがわたしたちのビジネスの基本です。 デザイナー1人で可能なことなんて、たかが知れているんで。DTPの弊害なんですけれども、自分にスキルが無かったら全部できない、とか考えた瞬間に、可能なことも不可能になるんですよ。 カメラマンに撮影を発注する際だって同じです。 ただ漫然と撮ってもらうわけじゃなく、カメラマンのクリエイティビティに対して支払を行うんです。 見積の上では1カットいくら、となるけれども、実際はまったく違っていることはご存知でしょう? コピーライターへの発注も同じ。 案件に対してどんな人の能力を使わせていただくのか? そしていくら支払をするのか? それらを含めて動かすのがグラフィックデザインというジャンルにおけるビジネスの、ひとつの姿です。 >ただ、それだけに必死になって、 >ふと、あるスキルが必要になった時に、蒼白になるが心配なので、 仕事をしていれば、いつまでもその手の心配はつきまとってきます。実際に蒼白にもなりますって。 そんなわけなので、フリーランス/雇われに関わらず、何かの接点をもつことができた人の名刺は捨てられないし、 いざとなったらダメモトでも電話して尋ねてみちゃおっか? 聞くだけタダだし、みたいなオカン的発想だって出たりするんです。 それも「必死」の一つの姿なんですが、無理っぽいですか? 仕事してたら朝飯前になりますよ? デザイナーじゃない人だって、そういう開き直りみたいな気持ちをを活かして仕事をしているんですが、あまり意識したことなかったですか? >今の私には、遠回りしてでも、知識・経験の習得の方を考えた方がいいのではないか、 ということであれば、ひたすら就職を探すしかありませんよね? これって覚悟の問題なんです、フリーランスに限らず、仕事する人すべてに関わるお話です。 お仕事って、コミュニケーション力を磨くことが最重要課題なんです。 無駄話、世間話、専門的な話をひっくるめて会話することなんです。 スキルを伸ばすなんてのは、その後の話ですよ。 少なくともプロセスカラー4色の案件は扱えるんでしょ? お客さんは、成果物にだけお金を支払ってくれるわけじゃないんです。 「人」に支払ってくれるんです。 だから仕事ができる人は、人のつながりを強く意識しているはずなんです。 あと、他の方のお礼から引用しますが >ということは、独立して一人では、知識の習得にはならない、ということですね。 そんなことはありえないですよ。 私自身は、自分1人で得た知識だってあります。デザイナーではない人から頂いた知識もあります。 探究心があればスキルアップの手法なんかいくらでも後からついてきます。 無理だ、駄目だ、手遅れだ、という思い込みはデザインの敵ですぞ。
お礼
再度ありがとうございます。 >畑違いのことをやるよりは、積み重ねてきたことを軸に、どうやって裾野を広げるかを考えた方が効率もよいし、 ハードルも低いというだけのことではないかと考えてますが。 それは、そうですね。確かに、普通はそう思うと思います。 >>読ませていただいて、調整能力・・・のように解釈しますが・・・。 >誤っている、と思います。 その誤りを、ちゃんと認識できたのか微妙ですが・・・。 すみません、どう間違っているかが分らないです。 >頼るのではなく「ビジネスとして動かす」んです。 >案件に対して用紙を含めた仕様を提案してもらいその対価を支払うんです。 確かに、お金を払う方へ、「頼る」というのは、違いますね。 なる程と思いました。 (少し嫌な言い方かもしれませんが、「利用する」とも言えますね。) >見積の上では1カットいくら、となるけれども、実際はまったく違っていることはご存知でしょう? コピーライターへの発注も同じ。 これは、もう少し詳しく教えていただかないと、どういうことか分らないです。 >いざとなったらダメモトでも電話して尋ねてみちゃおっか? 聞くだけタダだし、みたいなオカン的発想だって出たりするんです。 それも「必死」の一つの姿なんですが、無理っぽいですか? くり返しますが、前の職場の上司ところは、変な辞めさせられ方をしたので、 その上司に聞くのは、きびしいです。意地悪で、教えない、ってことになるでしょう。 例えば、実際、仕事を発注する印刷所なら可能かと思います。 (私の場合いませんが)在籍していた時の伝手の人は、いざとなった時「聞く」という手段はありますが、 そうでない名刺交換の人に、そういったことは可能なんですか??? まあでも、ある種の情報を得るための「逞しさ」が必要なのは、よく分ります。 >>ということは、独立して一人では、知識の習得にはならない、ということですね。 >そんなことはありえないですよ。 >私自身は、自分1人で得た知識だってあります。デザイナーではない人から頂いた知識もあります。 >探究心があればスキルアップの手法なんかいくらでも後からついてきます。 具体的には、どんなことでしょうか? また、(重複になるかもしれませんが)どんな方法で? 「そこが」聞きたいところです。
- LimeGreen5
- ベストアンサー率54% (229/423)
こんにちは。 >ほぼ基本的なことは分った上で独立されているのでしょうか。 ケース・バイ・ケースですが、すべてのジャンルをカバーする基礎知識を 独立の時点で身につけることは不可能とも言えます。 ですから (1)得意な分野に特化して独立する (2)これまでの業務・得意先を継続して受注する といった場合が多いかと思います。 >もし、今までやったことがない未知のことなどを試す時は (A)とにかく思いついた人に相談しまくる です。 「デザイン」という世界だけに特化して考えがちですが ビジネスとして捉えていかなければ進化はあり得ません。 syoku_qさんがこれまでやってきたことも含めてビジネスですから 「ビジネスの進め方」を身をもって知らなければいけません。 現場仕事を職人のようにこなすだけでは、フリーランスは厳しいです。 今、syoku_qさんにとって一番必要なのは コミュニケーションスキルと段取りスキルではないかと思います。 「何がわからないか、が、わからない」状態であっても、なんとかするのがビジネスです。 なんとかするための手法を身につけるタイミングが、(遅いけれども)やってきたとお考えください。 仕事を進める上で、わからないことをどこかの誰かに相談する「時間」が必要になります。 その「時間」をどこで用意するかを、当たり前のように考えて、準備して、打ち合わせする。 そこで明らかになったことは見積に反映されていきます。 見積価格が変更になる。(価格を変更するか、圧縮可能かを誰かに相談する時間が必要かもしれない) クライアントにいつ伝えるのか?(ここでも時間が重要になる) 全部段取りの中に入ってくるのですよね。 紙を選ぶとかデザインのディテールを詰める前にやることがドカンと増えるわけで、 経験がどーの、スキルがどーの、っていうのは二の次になります。 紙がわからなかったら印刷屋さんに相談すりゃいいし、提案してもらえば済むことです。 コミュニケーションしていけば、100%自分の経験で仕事しなくてもいいんですが そういう発想が現時点で無いとなれば、ちょっと難易度高いですかねぇ? 相談するアテが無い? んなワケあるか。 そう考えるんです。 名刺を一度でも交換した相手は、みな取引先と考えていいんですよ? これでも相談できる人はまったくいないんですか? んなワケあるか! ……とまぁ、そんなカンジで動くことになります。 デザインのキャリア不足なんてのは、どうだっていいことなんです。 どうしても気になっちゃいますけれどね。 初めはプロセスカラー4色の仕事でいいじゃありませんか。 どうやって食うのか? そのためにどこまで必死になれるか? それこそが重要なんですよ。 何かの参考になれば。 ではでは。
お礼
かなり、前向き・強気なご意見だと思いました。 >すべてのジャンルをカバーする基礎知識を 独立の時点で身につけることは不可能とも言えます それは、私もそう思います。ただ、私には「必要最小限」の知識がないと感じています。 全てが分らなくても、応用でなんとかなるかもしれませんが、 私には応用をさせるための基本的なことが分っていないのではないか、と思っています。 >(1)得意な分野に特化して独立する これは、技術というより、例えば「食品系」といった扱うジャンルのことでしょうか。 >(2)これまでの業務・得意先を継続して受注する 「ほんの」少しは、希望がもてる得意先がなくはないですが、 書いたように、前の職場にしか仕事を出さないような所の担当だったので、 けっこう、きびしいです。 >(A)とにかく思いついた人に相談しまくる いないんですよね・・・。なにせ、解雇ですから。 >「ビジネスの進め方」 読ませていただいて、調整能力・・・のように解釈しますが・・・。 >紙がわからなかったら印刷屋さんに相談すりゃいいし、提案してもらえば済むことです。 私も、紙・印刷については、印刷屋さんを頼ることは考えました。 >デザインのキャリア不足なんてのは、どうだっていいことなんです。 >初めはプロセスカラー4色の仕事でいいじゃありませんか。 最初は、もちろん、特殊なことができる仕事なんてないと思っています。 なんとか、プロセスカラー4色で食べていけるのかもしれません。 ただ、それだけに必死になって、 ふと、あるスキルが必要になった時に、蒼白になるが心配なので、 今の私には、遠回りしてでも、知識・経験の習得の方を考えた方がいいのではないか、 と思っている次第です。
- conntian4
- ベストアンサー率40% (318/787)
NO2の者です。 >ということは、誰かいなくても、=ひとり(独立)でも、 スキルアップは可能ということでしょうか? 1年で習得といっても一人ではなく企業に属していれば、周りは先輩だらけですよね。 その中で、自分以外の仕事の進め方を見て盗むという事です。 モチロン解らない事もそのまま素直に直接聞きだして覚える、コレ基本ですよね。 例えば厨房にただ立っているだけでは、何も解らないように能動的に動いたという事です。 1年仕事をするとまた次の1年で仕事内容を深めると言うことです。 あらかたの進み具合が把握できますし、1年で同期入社との差がつくでしょ。 それは本人の仕事との取り組み次第なんです。 やはり人に恵まれるという事もあるので、年長者とのコミュニケーションでその後も長く相談できる人物を数人、本当の信頼関係を築くという事もしましたね。 モチロン可愛がられるという事も大事なんです。 取り入るとかじゃなく、信頼関係なんです。 仕事の取り組み如何で上司は信頼してくれますから。 業界内は狭く不義理を働いたら仕事が出来ませんからね。
お礼
再度ありがとうございます。 >企業に属していれば、周りは先輩だらけですよね ということは、独立して一人では、知識の習得にはならない、ということですね。 >その後も長く相談できる人物を数人、本当の信頼関係を築くという事もしましたね。 これは、私は解雇された身ということで、手遅れです。
- conntian4
- ベストアンサー率40% (318/787)
>「独立の時期だから」という退職勧奨により、 追い出されるかたちで去ることになりました。 ☆このことは非常に悔しい事でしょう。 しかしながらフリーランス=個人事業主で今後仕事をされるには、正直経験が無さ過ぎると感じました。 個人事業主であればクライアントの意向に沿って仕事を遂行します。 クライアントは駄々っ子的に無理難題をぶつけてきますよ。 私は、職種がアパレルデザイナーですがフリーランスで数社と契約しています。 28年の経験があるのでフルアイテムOKです。 基本的なことはこの仕事を始めてほぼ1年で覚え、後はスキルを上げていく事に徹しました。 失礼ですが貴方は>経験ある上司の元で実践するといったかんじでないと。。。 ☆このような受動的な感じではスキルは一向にあがらないのでは?と感じます。 私は新人の頃から先輩は直ぐにやめたりで一人も居ませんでしたので、何とか工夫したり、同業者の方や仕事で関わるかたに色んな意見を見聞きして、情報やスキルアップの工夫をしました。 その考えは専門学校の講師の一言がきっかけです。 会社にとって居ないと絶対困る人物になれ!でした。 その中で自分の出来る事を、まるでゲームの武器を一つ一つ装備するように身に着けて行きました。 あなたの場合、余りにも丸裸と感じます。 フリーランスは完全装備でないと。。。結果はもうわかりますよね。 仕事の経験や幅、奥行きが無いと問題が起きた時の対処法や問題の回避が出来ません。 つまりは貴方だけでなく、クライアントにも迷惑を掛けることになります。 >フリーランスで仕事をされている方は、 ほぼ基本的なことは分った上で独立されているのでしょうか。 もし、今までやったことがない未知のことなどを試す時は、どうするのでしょうか? ☆30代半ばでこのようなモチベーションでは、独立自体絵に書いた餅です。 本来であれば、既に基本以上の仕事が出来ないといけない年齢でしょう。 面白そうだからで勤まる仕事じゃないですよね。 この職種は、諦めなさいといったら諦められますか? クリエイティブな仕事ってその個人の能力如何の仕事じゃないでしょうか。 厳しい言葉だと思いますが、この答えに対しもう少しお考えになられたほうが良いと思います。
お礼
今の私には、スキル的に(心の構え的にも)、 フリーランスの準備が、まだ、まるでできていない、ということですね。 >基本的なことはこの仕事を始めてほぼ1年で覚え 1年ですか??? 業界によってキャリアの習得期間は違うのですね。 >私は新人の頃から先輩は直ぐにやめたりで一人も居ませんでしたので、何とか工夫したり、同業者の方や仕事で関わるかたに色んな意見を見聞きして、情報やスキルアップの工夫をしました。 ということは、誰かいなくても、=ひとり(独立)でも、 スキルアップは可能ということでしょうか? >会社にとって居ないと絶対困る人物になれ! これに関しては、私はもろ失格です。 組織に所属していない今となっては、後悔となってしまいましたが。 >フリーランスは完全装備でないと。。。結果はもうわかりますよね。 仕事の経験や幅、奥行きが無いと問題が起きた時の対処法や問題の回避が出来ません。 つまりは貴方だけでなく、クライアントにも迷惑を掛けることになります。 そうです。 「できない」事態になる訳です。自分以外に誰もいない訳です。 それで、フリーランスには、 自分なりに「よしやろう」という風に踏み切れない自分がいます。
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お礼
何度もありがとうございます。 >(「派遣社員にしかなれなかった人間」「正社員にはなれないタイプの人間」という評価を受けてしまうらしい) 恐ろしいですね。だったら、フリーランスの方が、いいですね。