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高温超伝導体についてです。

高温超伝導体についてです。 最初に見つかった高温超伝導体の結晶構造はペロブスカイト構造と岩塩型構造が交互に積層した層状構造ですが、なぜこの層状構造だと高温で超伝導現象が起こるのでしょうか。

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  • IrGacria
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回答No.1

私の理解では、ペロブスカイト構造と岩塩型構造をもつ結晶であることは、本質的な理由ではないとおもいます。論理の順序が逆で、CuO のネットワークが重要であり、CuOネットワークの最適構造の一つとしてペロブスカイト構造を含む層状構造があるということじゃないでしょうか。 なぜ、CuOのネットワークがあるとなぜ高温超伝導になるか、それはとてもここで簡単に述べられるようなことではないとおもいます。少なくとも、伝導電子とフォノンの結合云々という理屈だけですむ話ではないのです。まず、古典的BCS理論について理解していることが肝心ですが、その後非s波のBSC理論、同時にバンド理論とハバード模型などを理解しないといけません。理解できているのであれば、既に私よりも詳しいとおもいます(笑)