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常温超伝導体の実現
常温超伝導体の実現 最近、電気自動車が実用化されてきました。そこで思い出しましたが、かなり前に常温超伝導体の期待が高まって誰が最初に実用化できるかで研究の大競争がありました。 当時は現在2010年には実用化されているはずでしたが、現状はどうなっているのでしょうか。 蛇足ですが、鉄腕アトムも誕生している年を過ぎた?と思ったのですが。
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質問者が選んだベストアンサー
実用化も何も、常温(室温)超伝導を現す物質も見つかっていないし理論も完成していません。 かつていくつか候補はありましたが、再現性が無く否定されました。 いわゆる「高温超伝導」と言われる、-200~-100℃での現象はありますが。
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noname#194317
回答No.2
超伝導も、ただ超伝導状態になるだけでは全く実用になりません。モーターに使うような大きな電流を流すと超伝導でなくなってしまったり、電線を作れないほど堅くてもろい性状のものでは、研究者のおもちゃにしかなりません。こうした実用性無視で良ければ、かなりの高温(高温とは言え、No1回答者さんの指摘のように液体窒素の沸点より高温という程度ですが)で超伝導状態になる物質が見つかっていますが、これじゃダメですよね。 電気自動車に使おうとすると、実用可能な物質性状であり、冷却のために投入したエネルギー量+動力発生のためのエネルギー量が、従来の機器の消費エネルギー量より少ないものが必要ですから、実用化のハードルはまだまだ高いでしょう。でも、もし実現したら革命的ですよね。
質問者
お礼
当時は大変な騒ぎになっていました。材料は難しいのですね。 岩波新書の「超伝導」の発行日は1987年になっていました。 どうも有難う御座います。
お礼
理論も完成していないのですか。振り返って見ますと、セラミック超伝導体の騒ぎから20年たったのですね。 材料の革命は本当に難しいのですね。 どうも有難う御座います。