will と be going to
高校の、ある参考書によると、will は (1)きっとそうなると思っていることを表す。He will win the rase.(彼はその競争に勝つよ。)のように、話す人が「きっとそうなる」と思っているときは、助動詞のwillを使う。この文の場合、話している人は、「彼がその競争に勝つ」と思っていることになる。
というように説明しています。
ところが、別の参考書によると『事実として述べる場合は、 be going to を使うと言っていて、さらにそのすぐあと、自信を持って予測を述べる場合、be going toを頻繁に使う。と言っています。例文として、He is going to get better .(彼は調子がよくなりますよ。)The way things are sold is going to change now because of the Internet.(物品の販売法は、これからインターネットの影響で変わります。) Susan is going to have another baby in a few weeks.(2,3週間すれば、スーザンにはもう一人赤ちゃんが生まれるよ。)といったものが挙げられています。(主語は、1,2,3、人称でも、生物でも無生物でもよい。と、言っています。
この両者の説明は明らかに矛盾しているように思えます。どちらの例文も、『きっとそうなる。』という、話し手の将来に向けての主観(的予測)を表現しています。私としては、『きっとそうなる』を表すのは、be going to だと思っていました。He will win the rase.(彼はその競争に勝つよ。)は、予測というよりは、『私が、何とかして彼を勝たせてあげようと思う。』というニュアンスが入り込んでいると思うのですが、いかがでしょう。
だろう、するつもりと言ってもある意味で区別ができないですよね。
使い方は分かれています。
Tom: My bicycle has a flat tire.
Canl you repair it for me?
Father: Okay, but I can't do it now.
I'll do it tomorrow.
話の中で何かの行動を起こすことを決めた場合は will を使います
『今はできないから、明日しよう』
Mother: Can you repair Tom's bicycle?
It has a flat tire.
Father: Yes, I know. He told me.
I'm going to repair it tomorrow.
既に予定は立ててある。『明日直すよ』この場合は be going to
を使います。
他の例ですと料理中に
Susan: We don't have any salt.
Tom: Oh,don't we? I'll get some from the shop then.
買い物に行く前に
I'm going to get some salt from the shop.
Do you need anything else?
将来何が起きるかを言う時は will も be going to も使います
Do you think Tom will get the job?
仕事決まるかなあ
Oh, dear, it's already four. We're going to be late.
もう4時。遅れそう
●現在の状況から判断して近い未来に何かが起こりそうな時は be going to を使い、will はつかいません。
Look at those black clouds. It's going to rain.
あの黒い雲を見て。雨が降ってきそうだ
I feel terrible. I think I'm going to be sick.
ひどく気分が悪い。病気になりそうだ
will は次のように使います
Ann will probably arrive about 8:00.
トムは八時ごろ着くだろう
I think Tom will like the present you bought for him.
トムは買ってあげたプレゼント気に入ると思うよ。
実際に現状を見て、『好きになりそう』と言う時は
I'm going to like it here.
ここが気に入りそう
天気予報や曇り空を見て、
I think it'll rain this afternoon. 午後雨が降ると思うよ。
上記の It's going to rain. Compare.
willは、神の意志でそうなる、人間の力の及ばないところで、もうそうなるに決まっていることだという感覚です。
ですから、He will win the rase.は、絶対に勝つに違いない、勝つ運命にあるんだということですね。そこには、絶対に勝って欲しいという主観が入っている場合もあれば、客観的に見て絶対に勝つはずだという場合もあると思います。
天気予報などは、人間の意志が及ばないところにあるので、willが使われます。
be going toは、人間の意志でそうするつもりだ、そうなるだろう、そうしたいと考えているということです。だから休暇の予定などはbe going toになります。レースの場合は、運命がどうかは知らないけど、彼は勝ちに行くぜ!みたいな感じでしょうか。
He will win the race.
これは
He wins the race.
を未来に時制を変更しただけとかんがえればいいかと思います。
be going to
は計画性がある時によく使われます。
He is going to wineに計画性があるかと言われると
そうでもないでしょうけど、勝利の方程式が見えているとか、
今までのタイムレコードで十分勝算があるとか、
勝つようなトレーニングを積んでうまく行ったと思っているとか。
気持ち的に彼あるいは聞いている人に確信させたいとか
いうのがあるように私は思います。
willにはそこまで強い意味が内容なきがします。
(本人の意思というのをのぞいてかんがえれば)
>He will win the rase.
「will」は「話し手の主観」に基づく推測を表す助動詞です。話し手の中の確信の度合いはかなり高いのですが、あくまで主観ですから結果的にそうならない可能性もあります。
>He is going to get better.
「be going to」は「客観的な根拠」に基づく推測を表すものです。したがって、そのような結果になる可能性はかなり高いでしょう。
もし「He will get better.」と言えば、それは明確な根拠があるわけではないが話し手が「強く」そう思っていることを表します。
ご参考になれば・・・。
willについて
I(私)の場合は意思未来(~するつもりだ)
I will win the rase.私は勝つつもりだ。
I(私)以外の場合は単純未来(~だろう)
He will win the rase.彼は勝つだろう。
それだけです。
be going toって現在進行形に似てますよね。
I am going to tokyo.東京に向かっている。(現在進行形)
I am going to be going to tokyo東京に向かっているつもりだ。(未来系+現在進行形)
つまり「東京に向かっている。」
このbe going toって時間軸が進んでいるんです。
だからSusan is going to have another baby.
スーザンは出産に向かっているんです。
これをwillにしたら、先ほど言ったように単純未来になりますから、
スーザンは出産するだろう。になっちゃうんです。
この違いは
be going toの方は今現在から未来に向かって着々と進んでいることを表します。
それに対しwillは、未来に起きることを単純に予想しているだけです。
お礼
ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。